花物語～ナンテンの実

花の行商をしていたおかあさんから
お花の話を聞いて育った少女は
大きくなって念願のお花屋さんを開きました
少女のもう一つの夢は子どもにお花のお話をすることでした
おかあさんがしてくれたように・・・　

画像提供：「花ねこ日記」

南天さんはきっと情熱果

2008/12/21(日) 午後 9:52

冷え込んだ寒い朝には何かと心配事が多いアリさんですが
楽しみにしていることがひとつあります
冷え込んだ日はすっきり晴れた青空になることが多いのです
気温も上がってぽかぽか陽気
それだけでも幸せな気持ちになるアリさんです

陽気に誘われて出無精のアリさんも散歩です
びっしり熟れた南天の赤い実さんが日光浴をしていました
アリさんは赤い実さんの細い枝を登って行きました
一度赤い実さんのお話を聞きたいと思っていたのです
赤い実がなった枝は折れんばかりに曲がっていました

毎年たくさん実がなっているのを見ると
すごいなあっていつも感心してます
南天さんはきっと情熱果なんだろうなって
家の方じゃなくて果実の果で情熱果
今思い浮かんだんですが書かないと分かりませんね

そう言っていただくとうれしですよアリさん
あまり笑えませんでしたけどお気持は伝わってきました
鳥さんがいっぱい実を食べてくれるのが
赤い実さんにとっては一番うれしいのでしょうね
それはそうですよアリさん

でも鳥さんが住めない環境になっていますからさびしいですね
こればかりは私たちはどうすることもできません
私たちはいつ鳥さんが来てもいいように
毎年枝が折れ曲がるほど赤い実でいっぱいにします
アリさん・・・私たちはいつもと同じように自分の仕事をするだけです

　まぐまぐ！「花を歌うかな」'08/12/21 No.1281

「花を歌うかな」で発表していたものです
そのメルマガはすでに廃刊しましたが
ブログに保存していたものを再掲しています

藤川一郎
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