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武藤孝幸の高速資産形成術は詐欺なのか?書籍「日本人の90%が知らない高速資産形成術」を読んでみた②第1章を読んで

武藤孝幸の書籍である「日本人の90%が知らない高速資産形成術」で語られている手法について真偽を探るべく、実際に無料配布に申し込んで読んでみました

ネット上でたまに目にする「武藤孝幸氏の評判」や「高速資産形成術 詐欺」という口コミが本当かどうかについて、自分の目で確かめようと思います。

2回目のこの記事では第1章についてと読んだ感想を紹介します。

※尚、この記事では書籍を読んだ感想を書いていくため多少のネタバレを含む可能性があります。また、私個人の解釈による感想を書いていくため、本書が意図する内容と齟齬がある可能性も含みます。そのため、ご自身の目で確かめたいという人はそっと画面を閉じるか、あくまで一個人の感想である点を理解して読み進めていただければ幸いです。


第1章「私たちに資産形成のスキルが必要な理由は?」

ということでさっそく第1章を読み進めていこう。

第1章のタイトルは「私たちに資産形成のスキルが必要な理由は?」と、資産形成を学ぶ前提について述べていくようだ。

第1章の目次は以下の通り

  • 資産運用が必要なこれだけの理由

  • 日本の問題点1.日々の生活に大ダメージ!物価上昇

  • 日本の問題点2.各方面に影響を及ぼす円安

  • 日本の問題点3.会社員の給料が30年間増えていない

  • 日本の問題点4.老後2000万円問題により資金を貯めるのが大変である

  • 自分で自分を守るために資産形成を始めよう!

この構成で資産形成スキルが必要な理由について、例をあげながら初心者にも理解しやすいように問題提起していた。

武藤孝幸氏は資産運用が必要な具体的な理由として、「物価上昇」「円安の影響」「日本の給料が増えていない」「老後2000万円問題の存在」を挙げている。

では、それぞれについてどんな内容だったかと所感を残していこうと思う。

日本の問題点1.日々の生活に大ダメージ!物価上昇

まず物価上昇について「商品の値上がり」と「エネルギー費」を取り上げて解説していた。

商品の値上がりについては、缶コーヒーや牛丼のような初心者でも身近に感じるものを例にしているのでありがたい。

確かに30年ほど前はコーヒーなどの缶ジュースは自販機で100円だったし、牛丼は280円などという値段で手に入れることができた。

私は学生時代はバリバリの体育会系だったので牛丼は食事の生命線だったなぁなんて懐かしくなった。

それはさておき、この2つを現代で手に入れようとすると缶コーヒーは140円と4割増し、牛丼は400~500円とほぼ2倍の値段まで増えている。

またエネルギー費は世界的に上昇していることを紹介していた。

ウクライナ侵攻による影響で、2020年から2023年で日本の電気代は3割も上昇している。これでも驚きだが、EUでは5割の上昇でイタリアではなんと3倍にも膨れ上がっているとのこと!

このように、物価上昇は自分の生活でも感じていたが、世界的にも深刻なことがよく分かった。

日本の問題点2.各方面に影響を及ぼす円安

続いて円安の影響について解説。

私は投資も初心者だし、そもそもあまりお金の知識もないので基礎知識の解説は非常にありがたい。

円安はその名のとおり、「円の価値が安くなっている」ことを指しており、輸入の際に問題となる。

例えば、アメリカで100ドルの服を買うとしよう。

2022年1月頃の1ドル115円では115円×100=1万1500円で買えるのだが、2024年現在の1ドル150円程度だと150円×100=1万5000円必要になる。

つまり、同じものを買うのに3500円も余計に必要になるのである。

そのため、輸入に頼っている日本は特に円安の影響をうけ、物価上昇につながるという仕組みがよくわかった。

日本の問題点3.会社員の給料が30年間増えていない

3つ目に取り上げている給料について世界との比較で紹介していた。

経済協力開発機構(OECD)の調査によると、日本は1990年から2020年でほぼ変わっていないが、同じ期間でアメリカや韓国は年間200万円以上も上がっているとのこと。

GDP(国内総生産)も日本は1.3倍にしかなっていないが、アメリカと韓国は約4~6倍、お隣の中国は約45倍と成長の差も顕著だとわかる(中国はちょっと例外的だが)。

世界とこれだけ差があることを突き付けられると日本で働く不安が増してきた。

日本の問題点4.老後2000万円問題により資金を貯めるのが大変である

私もさすがに効いたことがある「老後2000万円問題」についてもふれられていた。

老後2000万円問題は日本の少子高齢化と長寿化により、年金などの保険料をこれまでのように負担するのが難しくなる問題。

これにより、国を頼らずに自身で老後資金を貯めないと普通の生活をすらむずかしい…という話だ。

年金云々の話だけでも難しいのに、これまでの例に上がった物価上昇などの影響もあると、自分でどうにか資産を増やしていかねばならないのがよくわった。

資産形成は必須!でもどうしたら…?

第1章で素人の私でも資産形成の必要性が理解できた。

なんというか、私が老後を迎える30年後になる前にはもうすでにヤバいのでは?という焦りも正直でてきた

だからといってどうしたらよいかもわからないので、引き続き本書を読み進めていこうと思う。

ということで第1章も事実に基づく情報からの解説であり、怪しい印象はありませんでした。

第2章は「どうやってお金を稼ぐ?4つの方法を解説」ということなので読むのが楽しみだ。

私の投稿が、同じように武藤孝幸氏の高速資産形成術が気になる方にとって有益な内容になるよう引き続き更新していきたいと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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