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武藤孝幸の高速資産形成術は詐欺なのか?書籍「日本人の90%が知らない高速資産形成術」を読んでみた⑤第4章を読んで

武藤孝幸の書籍である「日本人の90%が知らない高速資産形成術」で語られている手法について真偽を探るべく、実際に無料配布に申し込んで読んでみました

投資や資産形成で目にする「武藤孝幸氏の評判」や「高速資産形成術 詐欺」という口コミが本当かどうかについて、自分の目で確かめようと思います。

5回目のこの記事では第4章についてと読んだ感想を紹介します。

※尚、この記事では書籍を読んだ感想を書いていくため多少のネタバレを含む可能性があります。また、私個人の解釈による感想を書いていくため、本書が意図する内容と齟齬がある可能性も含みます。そのため、ご自身の目で確かめたいという人はそっと画面を閉じるか、あくまで一個人の感想である点を理解して読み進めていただければ幸いです。


第4章「どの投資がおすすめ?代表的な投資商品を解説」

ということで本日は第4章を読み進めていこう。

第4章はタイトルのとおり、各種投資商品の特徴を解説しているようだ。

第4章で触れている投資商品は以下の通り

  • 新NISA

  • iDeco

  • 株式

  • 投資信託・ETF

  • 債券

  • 不動産投資信託(REIT)

  • FX

  • コモディティ(金や銀・原油など)

  • CFD

  • 仮想通貨

これらのメリット・デメリットを解説しています。

また、「あなたがこれらの投資に挑戦しても成功しにくい理由」と題して、投資手法の落とし穴的な話もしていました。

すべてを詳細に記載していくのはあれなので、ポイントをかいつまんで書き残しておこう。

新NISA

2024年から開始された制度ですが、こちらのメリットは「投資益に税金がかからない」ことが一番大きいといえそうです。

通常であれば20%ほど利益から引かれてしまいますが、それがかからないというのはメリットですよね。

また、「非課税期間が無期限」というのも非常に大きなポイントです。

デメリットは旧NISAからの移管ができない点と18歳以上に限られる点ですが、プロから見ても受け取れるメリットが多い投資手法のようです。

iDeCo

「個人型確定拠出年金」と呼ばれる制度で、運用益が非課税なのに加えて所得税が軽減できる点がメリットです。

デメリットとは60歳まで受け取れないため、老後資金確保としての意味合いが強いという点である。

株式

企業の株を買うことでその会社を応援し、投資家である私たちも利益を得る手法です。

メリットは企業の成長によって「配当金や運用益を得られる」ことと、意外でしたが「損失リスクが限定的」であることです。

株式の損失は最大でも投資した額だけとのこと。例えば100万で買った株が価値0円になっても、100万以上の損失はありません。当たり前といえばそうですが、個人的にはなるほどでした。

デメリットについては、株価が上昇しない限り利益が得られない点だそうです。

投資信託・ETF

プロにお任せして運用してもらうのが「投資信託・ETF」です。

そのため、知識が少なくても始められる点や分散投資が可能なのがメリットといえます。

デメリットととしては、プロにお任せする手数料が発生してしまう点です。

債券

債券は国や地方自治体が発行する有価証券で、購入した元本とそれに対する利息で利益を得る仕組みです。

メリットは収益が安定し、将来的な見通しが立てやすい点。

デメリットは価格変動や為替変動のリスクを受けてしまう点といえる投資手法です。

不動産投資信託(REIT)

こちらは投資家から集めた資金で不動産を購入し、その不動産の賃貸収入や売却によって利益を得る手法です。

メリットは不動産投資と同じ効果が期待できる且つリスクが分散できる点で、デメリットは銘柄選定の難易度が高く手数料も高い点と解説しています。

不動産投資は難しいと小耳にはさんでいましたが、手軽にできる手法があるのは勉強になりました。

FX

FXとは「外国為替証拠金取引」といって、異なる通貨の売り買いで利益を目指す手法です。

メリットはレバレッジをきかせて少額でも大きな運用を目指せる点です。

デメリットは為替変動、社会情勢の影響を受けやすく、また流動性も高い点といえます。

コモディティ(金や銀・原油など)

金や銀、原油や農産物など「モノ」に対して投資する手法です。

メリットは分散投資可能な点とインフレに強い点です。農産物なんかは生活必需品でありインフレ時に価格上昇することから、インフレ対策として有効とのこと。

デメリットとしては価格変動が読みにくく、為替変動も受ける点と解説されています。

CFD

CFDは日本語で「差金決済取引」と呼ばれる手法です。

メリットは世界中の多種多様な金融商品が取引可能であり、リスク分散がしやすい点。

デメリットはレバレッジによる大きな損失リスクと取引コストの高さとのことでした。

仮想通貨

ビットコインなどでよく聞く仮想通貨はその名のとおり、物理的な形をもたないデジタルの通貨です。

メリットはデジタルであることによるリアルタイムでの処理や偽造防止。

デメリットは技術への理解と管理をしっかり行わなければならない点です。また規制と法律が不確定であり将来を予想しにくいこともリスクといえます。

「あなたがこれらの投資に挑戦しても成功しにくい理由」

挙げてきた投資手法はメリットも多くあり、うまくやれば幸せになれそうですが、武藤孝幸氏はこの章のまとめとして紹介してきた投資手法では成功しにくい理由を2点あげています。

1つ目が、NISAやiDecoなどの長期投資は「今使えるお金が増えるわけではない」ことをデメリットとしています。

2つ目はFXや仮想通貨のような短期で大きな利益を狙う場合は、そのための売買のタイミングを正確に把握するのは不可能な点を指摘しました。

確かに将来ばかり気にして今が幸せでないのは本末転倒ですし、だからといって不確定要素が多いギャンブルに打って出るのもあまりにも高リスクです…。

ということで、次章で武藤孝幸氏が実践する投資手法について解説するとのことで第4章は終わりました。

いよいよ「高速資産形成術」の全貌があきらかになるのか

ということで第4章では、様々な投資手法のメリット・デメリットを確認することができた。

これだけある投資手法にもメリット・デメリットはあるのだが、それらを踏まえても自信をもって伝えられるのが「高速資産形成術」のようなので、かなり期待である

続く第5章ではようやく武藤孝幸氏が実践する「高速資産形成術」を解説してくれるようなので、引き続き本書を読み進めていこうと思う。

ということで第4章では投資全般を客観的に解説しており、普通に勉強になったという感想でした。

第5章「高速資産形成術で投資のスタートダッシュを決めよう」ということで、いよいよ真髄に迫れるのは楽しみだ。

私の投稿が、同じように武藤孝幸氏の高速資産形成術が気になる方にとって有益な内容になるよう引き続き更新していきたいと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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