見出し画像

「選挙に行きましょう」という話-2

「選挙に行きましょう」という話-2

なぜ選挙に行かなければならないのか、知っていますか?

少し考えてみましょう。

*****

ようこそ。門松一里です。静かに書いています。

いつもは、
「あまり一生懸命になるな」という話
https://note.com/ichirikadomatsu/n/n081dd28c9a6c
とか、
「沈黙」という話/「東アジアの思想」という話
https://note.com/ichirikadomatsu/n/n416e39d84b94
を書いていますが、本当はノワール作家です。

という話(ik)-2

という話(ik)を連載しています。

こちらは調査資料(エビデンス)を使った「思考の遊び」――エンタテインメント(娯楽)作品です。※虚構も少なからず入っています。

*****

以前に、『「選挙に行きましょう」という話』をしていますが、今回は違う視点から話をします。
https://ik137.com/election

選挙の前になると、うるさいくらい「選挙に行きましょう」と言われますが、その理由を知っているでしょうか。

よく聞いてみると「選挙に行きなさい」という命令ではなく、「選挙に行きましょう」という参加を呼びかけています。つまり、「日本国の政治に参加しましょう」と言っています。

国の政治に参加する権利ですから、参政権と言います。

選挙は権利ですから、選挙に行かない(投票しない)権利もあります。

権利は使うことも使わないこともできます。
権利とは逆に、義務は必ずしなくてはいけません。
義務を放置すると大変なことになります。

日本では、18歳以上の日本国籍の人に選挙権があります。

他には被選挙権というものがあります。こちらは議員や市町村長になる権利です。同じように日本国籍が必要です。

もし、選挙権がなかったらどうなるのでしょうか。

歴史を学んでいないと想像できないかもしれませんが、最悪になります。

日本の主権は日本国の国民にあります。

もし選挙権がなかったら?

一部の組織や団体だけに選挙権があったとしたら、法律を作る国会議員の全員が一部の組織や団体だけになったとしたら、自分たちの都合のいいように日本の国を変えてしまうでしょう。

「まさかそんなことはないでしょう?」

と思うのは誰しもです。

でも、実際にやろうとした団体があるのです。

1990年(平成2年)の第39回衆議院議員総選挙の真理党(しんりとう)です。

全員落選しましたが、真理党の人たちは本気で日本を乗っ取ろうと考えていました。

その団体が、1995年3月20日に地下鉄サリン事件をおこしたオウム真理教です。

地下鉄サリン事件は、死亡14名・負傷約6,300名というテロ事件です。

破壊活動防止法の調査対象団体の17番目として、オウム真理教は1995年5月23日に指定されています。
cf.
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/law/lex/95-56/torii.htm

日本では、暴力による革命は現実的ではないように思えますが、実際に暴力で世界を変えようとした人たちがいたことを忘れてはいけません。

そして、いつでも悪夢は現実になります。

さて質問です。

破壊活動防止法の調査対象団体の1番目の団体はどこでしょうか。#blackjoke

ここから先は

0字
静かに書いています。

「沈黙」という話/「東アジアの思想」という話や、解説・小説・シナリオ・レファレンスのマガジンです。

ご高覧、感謝です。 サポートによる調査資料(エビデンス)を使った「思考の遊び」――エンタテインメント(娯楽)作品です。 ※虚構も少なからず入っています。