「今この一瞬」に感謝し、煌めく人生を送る考え方

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4月を迎えましたね！これを機に新たな気持ちでリスタートした人も多いのではないでしょうか？特に新年度になると「今年はこれをやるぞ！」「一年後にはこうなっていたい！」と強い決意を抱いて歩み始めた人もいると思います。

でも残念ながら、その計画通りにうまくいくことはほとんどありません。

もちろん本人の意思の問題もありますが、多くの人があまり深く考えていないトラップがあるからです。それは全ての事象は常に変わり続けているということです。これを「諸行無常」とも言い、古典の授業などで一度は耳にしたことがあるかと思います。

つまり、環境や条件は今と未来で違うのです。これを理解をしないと、いま思い描いた未来を実現させることが一気に難しくなります。逆に諸行無常を理解すれば、変わっていく状況の中で最善を尽くすための準備ができるのです。

私たちがより良い未来を設定するために、諸行無常を理解することは重要です。さらに諸行無常を理解できると、今この一瞬に感謝できる素晴らしい人生を送ることができるのです。

▷そもそも諸行無常とは？

私の考えをお伝えする前に、諸行無常の意味のおさらいです。

この世の現実存在はすべて、すがたも本質も常に流動変化するものであり、一瞬といえども存在は同一性を保持することができないことをいう。「諸行」とは因縁によって起こるこの世の現象を指し、「無常」とは一切は常に変化し、不変のものはないという意味。（Wikipedia）

つまり、人が死ぬのも無常、生まれるのも無常、成長するのも無常だというのです。不幸な人が幸福に恵まれるのも無常なのです。

そう考えたら「今」の一瞬、一瞬が貴重な時間となりますよね？

だからこそ知ってほしい考え方があります。

▷感情は選択できる

私たちが抱える悩みとか、想いとか、嬉しさなどは、全て自分の心が作り出している感情です。だからどの心を選択するのかは、自分次第なのですが、多くの人はこの事実を知りません。これはものすごく勿体ないです。

要するに自分の感情は選択できるのです。そう思えたら余計な雑念に惑わされず、嬉しい・感謝・健やか・清々しいといったポジティブな言葉をチョイスしやすくなりませんか？

▷今という時間を大切にする

この世のすべては諸行無常なので、絶対的なことはなく、流れていきます。私たちの人生も同様です。その流動する物事の事実に対して自分はどう思うか。どう捉えるか？その事実に対して、どんな感情が生まれるのか？

憎悪が出てくるのか、怒りが出てくるのか、悲しみが出てくるのか、感謝が出てくるのか、愛が出てくるのか、人によって違います。

その感情は自分自身が作り上げているものなのですが、人生の中で移り変わっていく事実に対して感謝の気持ちは持てていますでしょうか？

諸行無常という言葉を理解すると時間の貴重さがわかり、一瞬、一瞬を大切にすることが出来ます。感謝ができます。

「今」という刻は一生で二度とないからこそ、その瞬間に感謝ができるのではないでしょうか。どの瞬間にも感謝ができる人生こそ、煌めく人生です。だからみなさんにもこの煌めきを早く知ってもらいたいと思っています。

▶︎人間が最も諸行無常を理解する時

人は死を宣告された時、最も諸行無常を理解できます。

「あと2ヶ月で死にます。」「半年で死にます。」と言われた時に一瞬、一瞬が煌めく。なぜかというと、諸行無常を理解できたからです。ですが、元気なうちから諸行無常を理解しておけば、どんな時でも一瞬を大切にすることができ、私たちの人生は煌めくのです。

では、24時間ずっと諸行無常を理解できる状態をキープ出来ていたらどうでしょうか？

毎日を大切に過ごし、1日の出来事だけではなく自分に関係する様々な人たちに感謝することができようになりますよね。

感謝という気持ちを自分の心が選択するようにできれば「今」をもっと努力し、限りある命を大切にすることに気づけるようになると思います。ぜひ日常生活で実践してみてもらえると嬉しいです。

最後までお読み頂きありがとうございました。
少しでも読んでくださった方のお役に立てると嬉しいです。

株式会社Enjin
代表取締役社長　本田幸大