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人生をスケールさせるために、知っておくべきこと
いつもお読みいただきありがとうございます。
Enjin代表の本田幸大(@kohdai_enjin)です。
みなさまのお仕事や健康のお役に立てればと、noteを執筆しております。
先日、弊社の社員とコミュニケーションを交わす中で、私に以下のような質問がありました。
Q:入社から今まで上司や先輩の言うことを聞いて、一次関数的に成長をしてきました。成長実感はあるものの、時折自分のアッパーを感じてしまう時があります。
いま見ている期待値よりも遥かにスケールするには、どんなアクションが必要でしょうか?(20代後半男性)
嬉しい質問ですね。近年、若い世代の欲求が抑圧されつつあるなと感じる中で、ド直球にもっともっと成長したい!と思いをぶつけてくれると、私としても応援したい気持ちになります。
今日はそんな彼の質問に対して私が回答した、「スケールに必要なこと」について、私なりの考えをシェアしたいと思います。
▶︎スケールに必要な要件
まず、スケールする前の " 絶対条件 " とも言える「成長」をする方法については以下の記事でまとめてますので、まだの方はぜひご覧ください。
彼の質問を、以下の図で表すとわかりやすいのではないでしょうか。
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特に努力しない場合の期待値が100%だと仮定すると、
彼の場合は、「これまで上司を信じて、アクセル全開で、妥協もせず、自分がやれることはやってきた。積み上げてきた自信もある。未熟だった自分から、実際に年収やキャリアも上がってきた。このまま行けば125%くらいで着地し、期待値は超えられそう。でも、でも、125%では物足りない。数年後、そして将来は、もっともっと上にいきたいんだー!!」のように受け取りました。
▶︎スケールに必要な要件
ここでいうスケールとは、図のように一次関数的な成長からさらに飛躍したステップアップを指します。
本来の期待値より遥かに成長するのは相当ハードルが高いのではないか、と思った方も多いでしょう。しかし、彼のようにまだ若いのであれば可能性はあります。
それを実現させる方法は「やるべきことをやる」ことです。
抽象的なので、もう少し詳しく書くと「然るべきタイミングにベットできる、万全な準備をしておく」ということです。
まとめると以下の5つになりますが、これをできるだけ若いうちに実行できれば、スケールの可能性がかなり高まります。
⚫️やるべきこと
①長期的視点で考える
②良き師を見つける
③常識に捉われない
④環境を選ぶ
⑤覚悟を持つ
①長期的な視点で考える
このnoteでも何度か発信していますが、人生は長いです。正しく言うと、いつ終わりが来るかはわからないが、一般的に推測できる生存年齢から逆算すると、この先 "まだまだ続く可能性が高い"(し、皆さんそう思っている)わけです。
スケールとは一朝一夕で成し遂げられるものではありません。
体育の授業で経験した跳び箱をイメージしてもらえれば分かりやすいですが、一定の助走期間があって、「あるタイミング」にロイター板を踏むことで高い目標を越えられるのです。
そのため、助走もしていないのに、目先の利益や餌に飛びつくような選択はスケールから程遠くなっていくのです。
「今日を目一杯生きる」のは大切ですが、今後の将来を加味した上で今日を生きる設計しないといけないわけです。
②大衆にならない
身も蓋も無い話をしますが、
「普通に生きていたら、普通で終わります」
普通=世間一般と置き換えても良いでしょう。(予めお断り申し上げますが、決して普通や世間一般をダメだと表現しているわけではなく、スケールを考える上で話をさせて頂けたらと思います)
世間一般の人が考えていることは、マスメディアを見ればわかります。マスメディアは、いま世間一般の人がどんなことに関心があるのか?をまとめているような役割も果たしているからです。
例えばいまは「総転職時代」と言えるほど、転職をすると今よりもっと稼げるぞ!と煽るような発信が無数にあります。しかし、データを見ればわかりますが、結局のところ同じレンジで、同じ価値の人材がぐるぐる回っているのが現実です。仮に新卒では入れなかったような大手企業に転職できた!と喜んでいたら、思っているのと違ったというケースも少なくありません。
つまり、いま世間で煽られている市場に参入してしまうと、みんなと同じ普通の人間になってしまい、永遠にスケールできない人生になってしまう可能性が高くなるのです。
(以下、参照記事)
③良き師を見つける
多くの人はスケールした先の未来の生活に対して、具体的に解像度高くイメージすることは難しいと思います。
先ほども述べましたが、
スケールは一朝一夕ではできないので、解像度が低いとイメージがわかないばかりに長続きはしません。続けられないと十分な助走期間が確保できず、ジャンプ力は小さくなります。
また、スケールとは自分のイメージを超えたアクションをしなければ実現はしません。だから、いくら自分で考えても、所詮は自分の頭の中での話で終わってしまい、スケールまでは程遠くなります。
これを解決するには、『スケールした世界を知っている人』から学ぶ必要があります。そして、「ベットする然るべきタイミング」をわかっている人でもなければいけません。
自分の力を蓄えると同時に、
信用できる人から教えてもらえる関係性を築くこともスケールの条件です。
④環境を選ぶ
上記に紐つきますが、どこで戦うのか?も重要です。
例えば、棋士の藤井聡太さんが、スポーツ界に足を踏み込んでいたら同じような成功をしていたでしょうか。大谷翔平が音楽界でもレジェンドになれたでしょうか。大谷翔平が花巻東高校に行っていなかったらどうなっていたかも分かりません。
つまり、
「自分が勝てる場所はどこなのか」を、社会構造を理解して選ぶ必要があります。そして「いかに置かれている身分を上げていくのか」も重要です。
スケールの絶対条件は「成長」だと述べました。
つまり、まずは今の状況で結果を出し続けることが大事というわけです。
この①〜④までが、万全の準備です。
⑤覚悟を決める
今回、最も重要な要素です。
たとえいくら万全の準備をしても、最終的には何処か不確実なところが存在します。そのため、これさえやっておけば必ず全てうまくいくというものもありません。(あったら教えて欲しいくらいです笑)
スケールをするにはどこかで大きくベットする必要があると申しました。だからこそ、最終的に「不確実かも知れないがベットしなくてはいけない」ときがやってきます。
その時に重要なのが、覚悟を決めることです。
覚悟を決める=不確実性を受け入れる
これを覚えておいて頂きたいです。
しかし、ギャンブルをおすすめしているのではありません。
出来る限り、不確実性を減らしてベットするためにも、まずは焦らずに目の前のステージを上げ、力をつけておくことが重要です。
▶︎まとめ:獲得する幸福と、手放す幸福
最後に少し補足を入れたいと思います。
質問をくれた彼のように、もっと成功したいという勢いや熱量があるのは良いことだと思います。
しかし一方で、
比べて勝ち続ける世界だけを突き詰めてしまっても幸せにはなれない。という側面もあることを知っておいて欲しいのです。
幸福には、
獲得する幸福もありますが、手放す幸福もあります。
手放すとは執着をしないということですが、仙人でもない限りいきなりその域に達するのはほぼ不可能です。
だから、獲得をする力を身につけつつ、
自分の執着を減らし続ける、という両軸を行なっていくことをおすすめします。
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Enjinでは、ハワイ語で家族を意味する「OHANA」文化を大切にしており、社員を家族と同じくらい大切にしているからこそ、失敗しない方法や考え方を日々社内で啓蒙しています。
人生について本気で考え、学びたいという方は仲間として、OHANAとして歓迎しますのでぜひ、Enjinへお越しください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
株式会社Enjin
代表取締役社長 本田幸大
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