「優秀」なひとになるための、大切な2つの指標
いつもお読み頂きありがとうございます。
Enjin代表の本田幸大(@kohdai_enjin)です。みなさまのお仕事や健康のお役に立てればと、noteを執筆しています。
当社は今年の6月をもって、創業から17年を迎えました。
そんな節、Enjinの歴史を古くから知り、長く活躍を続けるとある幹部社員から、「グループ企業を含めた全社員で、Enjinカルチャーを肌で感じられる盛り上がるイベントをしたい!」という提案がありました。
有難いことに社員数も200名近くになって規模も大きくなってきた反面、顔を合わせてお互いを知る認識する機会もなくなってきていたので、せっかくならと社員の提案を受けて先日、イベントを開催しました。
当グループが一堂に会する大盛り上がりのイベントとなりましたので、そちらの様子は別のチャネルでもご報告したいと思います!
思えば、いまの幹部や初期の新卒メンバーとは一緒に仕事をしたり、密にコミュニケーションをとる機会がたくさんあったので、Enjinの存在意義やどんな人を目指すべきなのかを伝えてこれていました。しかし、どうしてもいまの若手社員とは距離が遠くなってしまうため、イメージがわかなかったり、相違がうまれたりしているようだったので、これを良い機会と捉えて今回のイベントでは「どんな人を目指すのか」という観点で、私から改めて話をしました。
今日はその内容についても一部シェアしたいと思います。
▶「優秀」なひとを目指す
私たちは社会の役に立つことをミッションにしているので、社会から何を求められているのかを知る必要はあります。そしてどの世界でも、変わらず求められるのは「優秀」なひとです。
だからこそ、掲げるミッションの達成に向けても優秀なひとを目指してほしいと思っています。
では、何をもって優秀とするのか?
まず結論からお伝えすると、
Enjinが定義する「優秀」の指標は2つです。
1.能力があるかどうか
2.立派かどうか
▶期待を超えるには「能力」が必要
ポジション・仕事を担う上で能力が高いかどうかは非常に重要です。
私たちはクライアント様からお金をいただいてお仕事をさせて頂いているので、当然、その期待を超える仕事とそれをクリアする十分な能力は求められます。
そして期待を超えられるだけの仕事が出来なければ、自然と淘汰されるのが現実です。また、そのような資本主義社会では、常に何かと比較され、競争させられ続けます。
だからこそ、その競争に負けないほどの能力はまず必要です。
もちろん「会社」という単位で競争させられるのもそうですが、社長の私を含めて資本主義のなかにいる「個人」としても比較競争をさせられます。特に東京は、日本で最も資本競争が激化している都市なのでさまざまな場面で比較をさせられます。
なぜなら私たちの脳は、人と比較するようにできているからです。
これは人類が狩りをしていた時代から、「比較して勝たないと命が危ない!」と生存本能に強くプログラムされているので、ある意味仕方のないことです。
私はこれまで「人と比較をしない」というメッセージをたくさん伝えてきました。これは本質であり、私の本心であることは今も変わりません。
ただ残念ながら日本という資本主義社会の中で、何とも比べず、競争せずに生きていくことは並の人間にできることではありません。
▶比較競争ゲームとして楽しむ
多くの人は比較競争に必死になると目の前が見えなくなって、気が付いたら壁にぶち当たって、落ち込みます。
なぜなら、自分が比較競争をさせられているという事に気が付いておらず、それがすべてだという錯覚をしてしまっているからです。
これは資本主義社会が仕掛けるトラップなのですが、私はこれを一種のゲームと捉えて、せっかくならこのゲームをクリアできるように目一杯楽しみたいと日々、思っています。例えるなら、コントローラーを操作する人の視点を持ったまま、マリオになっている感覚です(笑)
そのためにはまず、『現実』と『理想』のギャップを受け入れ、何が足りていないのかを知らなくてはいけません。足りないものを自覚して、現実を受け入れるのは相当な覚悟がいります。自分が出来ていないことに向き合うのはだれしも嫌ですよね、、、
でも、それを受け入れて向き合った人が成長でき、結果、望む未来を獲得できるのが社会の仕組みなら、前向きに捉えた方が毎日活力が湧いてきますよね。
▶立派の基本は「親孝行」
そして優秀を定義する2つ目の指標は、立派かどうかです。
これはEnijnがなんのために存在しているかにもつながります。
お金儲けだけのためにいるのか?と言うとそうではありません。
「社会の役に立つ立派な人間を一人でも多く輩出する」ために存在しています。
”立派”の指標はたくさんありますが、
基本中の基本は「親孝行」をしているかどうかです。
<親孝行の定義>は、
1.親を超えようとしているか
2.親を大事にしているのか
の2つです。
どんな人でも必ず親から生まれてきています。
親がいるから、いまの自分が存在しています。
だからこそ、親の存在を肯定して報いることが、自らの存在を肯定することにもつながります。これが親孝行の本質です。
また、それぞれ生まれながらにして親から引き受けた「期待値」があります。それを超えていくことが、親に報いるということです。
▶親を大事にする
そして、親を大事にしているかというのは、
・常日頃から、気にかけているか
・親が悲しむことはしていないか
ということです。
"誕生日には会いに行ってお祝いする"
"ふとした時にメッセージを送る"
"親の役に立つ情報やモノをプレゼントする"
など、親を気にかけていれば自然とできることが見つかってきます。
また、「親が悲しむこと」とは一般的に悪いとされていることです。人を傷つけたり、不義理なことをして喜ぶ親はいません。
このように、親の目線に立って親孝行をきちんとしている人は立派度が高いといえます。
立派なひとは、信頼ができます。
安心して仕事を任せられます。
さらに立派なひとが増えれば、強い組織になります。
だからこそEnijnでは、「能力値」×「立派度」が高い人にポジションも仕事も任せていきたいと考えています。そして結果的にこのふたつを兼ね備えた先には、自分が望む未来を獲得することも出来ます。
Enjinはそのための道場であり、社内のメンバーはそのための仲間です。
これからも社会の中で価値を最大限に高めながら、そこで獲得したものを社会に還元して、お役に立っていきます。
▶まとめ
このような話は長年Enjinにいてくれるメンバーには常日頃から話をしていたので、結果いまとは優秀になって、それぞれの役割をもって活躍してくれています。
今後も優秀な社員を育て、さらに社会の役に立つ立派な人間を一人でも輩出できるように尽力して参ります。
最後までお読み頂きありがとうございました。
株式会社Enjin
代表取締役社長 本田幸大
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