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2025 冬の北海道ドライブ(4)2日目 地球のおならも臭かった!

 2日目、朝6時過ぎに遠軽に到着し、目指すは屈斜路湖です!

 1時間半ほどで屈斜路カルデラの外輪山東部に位置する美幌峠に到着しました。
 カルデラは火山活動でできた大きな凹みなのですが、屈斜路カルデラは日本で一番大きい、というのは意外でした!

 旅行前から火山地形に興味があって、それらの解説があるYouTubeの動画をよく見ておりました。この先火山地形を見て回る旅行が増えそうです!

屈斜路カルデラ

 美幌峠には「ぐるっとパノラマ美幌峠」という道の駅があるのですが、その名の通りほぼ四方を見渡せるだろう素晴らしいロケーションです!
(だろう、というのは西側が雲で全く見えなかったためです…)

美幌峠からの屈斜路湖
曇っていますが割と遠くまで見渡せています

 美幌峠から外輪山内側を下っていきますが、この坂道は割と急でした。スピードには注意してエンジンブレーキを活用して降りていきます。

 私は過去2台車を所持していましたが、どちらもマニュアルミッションでした。オートマしか乗らない今でも積極的にシフトチェンジします。

 屈斜路湖の東側、有名な砂湯にいきます

 湖岸のすぐ近くを走る事ができるのですが、白鳥が湖面に何羽かいます。

 間近で見ることができるのではないか、と心を躍らせるのですが、後で軽く白鳥に飽きるぐらい何十羽も目の当たりにすることになります(笑)

屈斜路湖 砂湯

 砂湯に到着したのですが、デコボコと砂を掘り返した跡があります。雪が積もってないので暖かいのだな、というのはわかるのですが、折しも結構な強風で、時間も朝9時ということで誰もいません。
 後から何名の若い旅行者がやってきましたが、基本湖を眺めるだけで終わっています。

 で、白鳥なのですが、一箇所でやたらと群れていて、何事かと近づいたら…

 …ということでした笑

アトサヌプリ(硫黄山)

 次はアトサヌプリ(硫黄山)に向かいます。かなり前に1度だけ訪れたことがある、硫黄が剥き出しの山で、活火山に指定されています

 で、途中「川湯温泉」という標識が目に入ってきました。
ナビのコース上にあるので、迷うことなく立ち寄ることにしました。
 車の中に硫黄の匂いが入ってきます!

 川の辺りに足湯があるらしく、車を止めて足湯に向かいました。

川湯温泉を流れる川
左側に足湯があります

 少し熱いのですが、この気候なのでちょうど良いです。じっくり浸かりたいのですが、先客がいておっさん一人では気まずく、5分ほどで立ち去りました。
 こういう時誰かと一緒ならな..と思います…!

 車に乗って、アトサヌプリに向かいます。
 蒸気が至る所から噴き出しており、山肌に雪がないところがあるので、少し遠くからでもわかります。
 
 地表も地熱のせいで麓から雪がないところがあります。そのようなところを選んで近づいていきます。

 噴気孔から蒸気がものすごい勢いで湧き出ておりまして、音も大きく匂いもあって感覚を塞ぎにかかってきます。自然の脅威です...!

  他にも至る所でお湯が沸いており、なかなかの賑やかさです…!

 視覚、聴覚、嗅覚を自然の力で満たした、そんな時間でした!

摩周湖

 アトサヌプリを後にして、次は摩周湖に向かいます

 摩周湖も火山の噴火後にできたカルデラ湖です。透明度が非常に高いのと、流出、流入する河川が無いなど、さまざまな特徴を持つ湖です

 夏場は霧がかかって湖面を見ることができないことが多く、「霧の摩周湖」と言われています。

 これまで2回訪れましたが幸にして湖面を見ることができています!

 摩周湖を見渡せる展望台が三箇所ありますが、冬に訪れることができるのは一箇所のみです(第一展望台

霧はかかっておらず湖面全体を眺めることができました!
ごく小さいですが小さな島が湖面に浮かんでいます。
カルデラが形成された後にできた火口を中央火口丘というそうです。

霧じゃない摩周湖
湖までの斜面にエゾシカがいました

第1展望台は2022年に「摩周湖カムイテラス」という名前で新しい施設に回収されたそうで、かなり綺麗に整備されていました。

摩周湖とは逆、屈斜路湖側の景色もとても良くて、遠くまで見渡すことができました!

摩周湖カムイテラスから南を望む

時刻は11時前になっていました。ここで遅い朝食を取りました。

摩周湖カレー
とても美味しかった!

 未明3時半から運転をはじめて、ところどころで下車をしましたが、ここでそれなりに休憩をしました。
 疲れて運転が嫌になる、という気持ちになったことはないのですが、この後は少し難のある道を通る予定なので、しっかり体を休めます!

火山地形巡りはこの後も続きます!

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