自作四コマ漫画とその解説 春風亭与いち

画像1 今回は、自粛期間中に師匠一之輔より課せられた「毎日四コマ漫画」で提出したモノ(作品と呼ぶに及ばない)の中からいくつか紹介し、それらの解説もしていこうと思います。なぜこんなモノを描いたのか。 どんな精神状態だったのか。これのどこが面白いと思っているのか。何が言いたいのか。 世間に晒して恥ずかしくないのか。 などなど。それでは、どうぞご覧くださいませ。
画像2 こちらは私がほぼ初めて描いた四コマ漫画です。初めに言っておきますが、全て本気で描いております。 まず、この主人公は私自身です。これを提出してすぐに師匠から、 「これ俺のことを言ってんのか?」 と若干怒り気味で言われましたが、全くそのようなつもりはありません。いっそ、師匠を主人公にした方が皆様におかれましては見やすかったのかもしれませんが、 私には、それに気づく脳も、それを再現する能力もありません。
画像3 こちらはそのあとすぐに描いたモノです。 この後、暫くは謂わゆる"あるあるネタ"に走りました。 地面の平行線のつもりでしょうが、全コマぐにゃぐにゃで、やる気を感じられません。(もちろん本気で描いていますが) 三コマ目のつがいの表情は好きです。
画像4 そして、"あるあるネタ"が尽き、 このように、ただのお絵描きのようなモノが続きました。
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画像6 上の三つは師匠のTwitterに上がらなかった、 要するに、見るに堪えないモノです。 ご覧になった皆様、ご無事でなによりです。 特に解説することはありません。 「ダミーぱみゅぱみゅ」は誰なんだ。 とか聞かれても困ります。 「髪が伸びたからって動かせるもんか」 みたいなことも言わないでください。 ただ、こういうモノの方が描いていて楽しいのは確かです。
画像7 最後の方になると、キャラクターや設定を固定した方が楽に描けるということにようやく気がつきました。 ここに来るまで、既に四十本ほど描いています。 因みに、きゃりーぱみゅぱみゅの四コマは三十本目です。
画像8 時事ネタも放り込みやすくなりました。 四コマ目の亀の顔をよくやるのは、こういう顔を描けばウケると思っていたからです。 もう、ハットを被せて頭が伸びるようなことはしません。 四コマで何が言いたいのかが分かるモノになったのです。 きゃりーぱみゅぱみゅしか描けなかった人間も、 毎日やれば亀まで描けるようになるのです。
画像9 ここまでご覧いただいた皆様には、 どんなに拙いモノでも楽しもうとする気持ちが少なからず芽生えたはずです。 そうでない人は恐らく、前座の落語をつむじで聴いている人です。 これからも拙い中に面白さを見出していただき、お付き合いくださいませ。精進いたします。 来週は、四コマ作家・いっ休です

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