レコーディング時に使えるチェックリスト

新年明けましておめでとうございます🎍
今回はせっかくなのでみんながレコーディングの時に意外と見落としていたりすることだったりこれはチェックしておいた方がいい!
と私が個人的に感じることに関してまとめて見ました!
レコーディングを始める前にチェックしておくと人によってはそれだけで音質がよくなる人もいるかも!

それではさっそく行きましょう!

1:DAWのプロジェクトの設定を見直そう

これが意外と見落としている人が多いです。
長々しく書くのも大変だし読む方も大変だと思うので

「サンプリングレート 48kHz ビット数 24bit(もしくは32bit float)」

これで大丈夫です!
(録音途中や製作途中でサンプリングレートを変えてしまうと色々不都合が起こるので最初に設定することを強くオススメします。)

サンプリングレートって何?ビット数って何?
って思われる方もいると思うので超簡単に説明すると

サンプリングレート
音の時間的な解像度
高ければ高いほどより滑らかで自然なレコーディングが可能。
上げるとPCへの負荷が上がるので特別な理由がない限り48kHzで問題ないです。

ビット数
音の音量の解像度
高ければ高いほどダイナミックスを細かく表現出来る。高いとノイズが少なくなるのでクリアな録音が可能。ただ、大体のオーディオインターフェースは24bitまでしか対応してないので24bitで問題なし。32bit対応している場合は32bit floatにした方がいいです。

2:DAWのオーディオデバイス設定は大丈夫?!

これも意外と見落としがちです!
私もレコーディングの確認をした際にこの設定を見落としていた人は1人や2人じゃありません。
私はCubaseを使用しているのでCubaseでも確認方法とよく使われているStudio Oneの確認方法を説明します。

Cubaseの場合
上のメニューバーの「スタジオ」から「スタジオ設定」にいき、左側にある「オーディオデバイス」をクリックします。
そしたら右の欄が変わるのでそこのASIOドライバーが使用しているオーディオインターフェースになっていれば大丈夫です!
もし違っていたら使用しているオーディオインターフェースに変更してください!

Studio Oneの場合
Studio Oneの「環境設定」を開いて「オーディオ設定」を開きます。
そこのオーディオデバイスが使用しているオーディオインターフェースになっていれば大丈夫です!
(デフォルトだとWindows Audioになっている場合が多いので注意が必要)

3 :レコーディング時のマイクの音量を決めよう!

ここは絶対に飛ばさないて見て欲しいです!
ここの音量の調節をミスしてしまうと、、、、

音量が大きすぎる場合
音割れしてしまう、音割れしてしまうとMIXでなおすなどは不可能。完全にお手上げ状態となってしまうのです、、、

音が小さすぎる場合
一見良さそうに見えますが、実は録音をする際、一定量のノイズは必ず入るようになっています。
小さく録音されたものの音量を上げた時にノイズも一緒に大きくなってしまうので結果的にノイズの多い音源となってしまいます。

ということなのでまず丁度いい音量を見つけていきましょう!
その楽曲を録音する際に1番声を張る部分を歌唱します。(ほとんどの場合サビになる)
少し余裕を持って-6db辺りになるように調整する。(もしABサビでボーカルの音量差が激しい場合はマイクとの距離を変えるのではなくマイクのゲインを変えて対応してください!)

このように調整した際にinstとボーカルを流したらボーカル小さすぎ!大丈夫?!ってなりますが大丈夫です。そういう時はinstの音量を下げましょう!
レコーディング時点でボーカルの音量をあとから変えるメリットはほぼ無いので変えないようにしましょう!(この辺はMIX師さんに丸投げしちゃって大丈夫です!)

4:書き出しの設定合ってますか?

さぁ!ここまでで最高の録音をしてきたのに書き出し設定ができていないと台無しになってしまう場合があります!

まず、書き出すボーカル同士が被っている場合は必ずわけて書き出しを行いましょう!

書き出し範囲は配布されているinst音源に合わせて書き出せば問題ありません!
(頭出しをするためにかならず書き出し範囲はinstに合わせておくといいです)

その次にサンプリングレートとビット数の設定です!
ここでも出てきますがここはプロジェクトの設定と同じにしておきましょう。

ボーカルの場合は必ずモノラル書き出しに設定しましょう!(ステレオマイクで録音した場合以外でステレオ書き出しするメリットはほぼないので迷わずモノラルにしましょう!)
instに合わせて書き出している場合はダウンロードしたそのままのinstをMIX師さんに共有するといいかもしれないです!


いかがでしたでしょうか!
もっと細かいことを言ってしまえばバッファーサイズがとかアウトボードを持っているならアウトボードの設定はとか色々あるんですが、今回はとにかくこれは出来ておくとクオリティは担保されるよ!
っていうのを目的に書いてみました。
もし需要があれば次はレコーディング時に気をつけるといいかもね〜!的な記事書こうかなと思います!
(今後もしかしたら分かりやすくするために画像とかも付けていきます!)




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