青鈍/白磁のこと
こんにちは、壱ノ瀬です。
先日新作2点をアップしました。青鈍と白磁です。
羊の頭蓋骨をデザインした箔押しステッカーです。
その名の通り、青鈍色と白磁色をベースにしたシールにポーラライト箔で箔押しを施しました。
デザインについて
以前作っていた羊の頭蓋骨モチーフのものが個人的にとても気に入っていたので、羊の頭蓋骨をデザインした物を何か作りたいなと思っていたことと、ノートやケースなどに貼れるような存在感のあるステッカーが作りたいなと思っていたので大きめなステッカーを作ることにしました。
対角線が70mmの正六角形です。
透明なスマホカバーの間に挟むのもおすすめです。iPhone7に挟んでサイドがぴったりくらいのサイズ感です。
箔の輝きがサイバー感ある…!
箔について
箔の色については、Twitterで見かけてずっと気になっていたポーラライト箔を使用しました。角度によって、エメラルドグリーンのように見えたり薄い水色や淡い紫のようなカラーにも見えます。箔押しした際に色の変化がしっかり見えるよう、シールの縁取り線は太めにしっかりと入れました。
角度によって全然見え方が違います。幻想的なカラーですごく私好み…。
パッケージングしてる途中にも角度によって見える色が違うので、とてもどきどきしました。
印刷について
シールの制作は、いつもお世話になっている信陽堂さんにお願いしました。
今回は仕様についてだいぶ悩んでおり、信陽堂さんにたくさんご相談させていただきました。箔の種類、用紙の種類や厚み、数量などなど…とても親身に根気強く相談に乗っていただけました。ありがとうございました。
以前から私の細い線や細かいデザインを完璧に表現してくださっていたので、特に不安な点はなく全面の信頼を置いて依頼しましたが想像以上の美しさでした。ツノの部分の細かい線などは潰れたとしても仕方ないかと思ってましたが、見事な細さで綺麗に印刷してもらいました。印圧を感じられるくらい刻み込むように細い線で箔押しされています。そしてきらっきらです。
おすすめの会社さんです。機会があればぜひ。
パッケージについて
パッケージについては、トレーシングペーパーの台紙に印刷を施しました。ステッカーそのもののデザインを邪魔しないように、それでいて統一感のあるデザインにするために、ステッカーのデザインと共通性を持たせたシンプルなデザインにしました。
トレーシングペーパーにしたのは、個人的に半透明の質感が好きというのと、トレーシングペーパーに白印刷をしたかったというのも大きな理由です。が、実はこのすりガラスのような透け感がステッカーを貼る際のサイズ感チェックや貼る位置の調整の際に、ステッカーに直接触れなくても確認できるというちょっと嬉しい役割になってたりします。
すごく便利な機能というほどではないですが、ちょっとお得くらいに思っておいてください。どこに貼ろうかな〜と台紙ごとあてがって悩んでみて欲しいです。
まっさらな、シンプルなノートの表紙とかに貼っても可愛いだろうな。
注意点
この作品をご購入いただく際の注意点なのですが、こちらのステッカーは非防水となっております。印刷の色味や箔押しの質感を重視したので防水にはしませんでした。なので水回りを避けた屋内での使用を推奨します。また、箔押しは特性上摩擦に弱くなっておりますので、そのような場所は避けてお使いいただけますと幸いです。
最後に
今回初めて大判のシールを作成し、ずっと気になっていたポーラライト箔をお気に入りのデザインで作れてよかったです。仕上がりも非常に精巧になっています。おすすめの一品です。
現在、青鈍/白磁ともに各自家通販サイトにて販売中です。各委託販売店様にも今後順次お送りする予定です。
ぜひお気に入りのアイテムに貼って楽しんでくださいね。
機会があれば手にとって箔の偏光や細かさをご覧いただけると嬉しいです。
何かあればお気軽にお問い合わせください!
よろしくお願いします。
それでは。
2021.2.26 壱ノ瀬