見出し画像

デザフェス vol.52について

こんにちは、壱ノ瀬です。

先日も少しTwitterで話題に出したデザフェス vol.52について。

結論からお伝えすると、今回は出ないことにするつもりです。

一昨日が申し込みの締切だったレンタル備品は何も借りませんでした。

経緯と思ったことを少しお話ししようと思います。

前回のデザフェスvol.51に当選し久しぶりのイベントにとてもワクワクしていたのですが、残念ながらコロナの影響で中止となってしまいました。とにかく楽しみにしていたので、世の中も自分の身の回りもどんな状況になっているのか読めないままでしたが、次のデザフェスに振替することに決めました。

半年も経てばある程度は状況も落ち着いているはずという希望的観測で半年間出展する気満々で準備を進めていましたが、10月に入ってからも依然としてコロナは快方に向かわないのが現実です。

今月に入ったあたりから結構周りの方の中にも出展を辞退されている方がいたり、遊びに行けないと言う方がいたりという状況だったので、私自身もどうするか悩み始めました。それでも、イベントに出たいという気持ちが強かったので、はっきりと辞退しますとはお伝えできずにおりました。

出展するならば、やりたい展示の方法としても密な状況を回避するためにも壁のレンタルは必須と考えていました。なので、レンタル備品を申し込む締切の日に、本当に最終的な決断を下さなければならなくなりました。

ずっと出展するか悩んでいました。せっかくの機会を損失することになってしまうこと、角ブースという好条件の出展を逃すこと、このギリギリのタイミングでいい場所に空きブースを作ってしまうこと。そして何より、イベントに行きたい、イベントの空気を吸いたいという気持ちはずっとあります。

ですが、それと同じくらいこの状況で出展することへのリスクを感じていました。

今回のデザインフェスタでは、運営側からのブース間の距離を取る、仕切りを立てるなどの対策は特になく、各ブースでは出展者個人で感染対策を行うようアナウンスがありました。お客様と私の接触を極力減らす方法や展示販売の仕方、アルコール消毒、金銭の受け渡しを最低限に止める方法など、多くの課題を抱えた中で、私は自分一人の力で完全に不安のない対策をする自信がありません。また、それらのことに気を張った状態で心の底から楽しめると思えませんでした。心配性で万が一を考えてしまう性格なので…すみません。

なので、今回のデザフェスは出展を見送ろうと思っています。

胸を張って大丈夫と言える状況になるまでは、イベントに出展することは難しいのかもしれないとも思います。こんな時期ですのでたまたまナーバスになっているだけなのかもしれないので、これもはっきりお伝えできず心苦しいのですが…。


もし楽しみにしてくださっていた方がいらっしゃったら、ギリギリのご連絡になってしまい本当に申し訳ありません。もっと世の中の状況が良くなって不安なく心から楽しめるようになったら、またお会いできると嬉しいです。

デザフェスに行かれる方の中で私の作品が欲しいと思ってくださっている方がいらっしゃれば、ぜひ近くの委託店であるA.D.NEELヴィーナスフォート店に足を伸ばしてみてください。壱ノ瀬の作品が全て手にとってご覧いただけます。新作であるペンギンの骨格シールも、デザフェスの開催日までになんとか納品できないか検討してみます。

直前でのお知らせになってしまい本当にすみません。今後、状況が落ち着いたらデザフェス以外のイベントへの参加も前向きに検討しようと思います。

デザフェス出たかった!!

また会える日を楽しみにしています。

それでは。

2020.10.27 壱ノ瀬

いいなと思ったら応援しよう!