九谷の粘土と釉薬で作った器に赤絵を施す
こんにちは。市川です。
先日、九谷の土と釉薬を使った器たちがたくさん焼けました。
これらの器たち、とても優しい白に仕上がりました。
購入したのは谷口製土所さん。
この焼きあがった器たちに「九谷焼上絵付 赤絵細描(あかえさいびょう)」という技法で絵付けをしていこうと考えています。
絵付けに興味を持ったきっかけは、6月中旬にYouTubeで偶然↓の動画を見たから。
ミニチュア×極細の線での絵付け。良い化学反応がある気がして、とにかくやってみたいという衝動に駆られました。
偶然は重なるもので、この動画を見た数日後には赤絵細描の第一人者である福島 武山(ふくしま ぶざん)先生が都内に来るということで会いに行ってきました。
福島先生にはサインをもらいながらミニチュアの作品も見て頂き、ろくろも自作していることを伝えると、「ろくろも作っているの!面白いねぇ」と声を掛けて頂きました。
また質疑応答で「これから赤絵細描を勉強したいのですが、何からやればよいですか?」と質問したところ「小紋から始めると良いと思いますよ」と答えて頂きました。
これから、小さな器に極細極小の線で絵を描いて行くのですが、何もかも初めてのことなので、失敗続きになると思います。
でもその失敗がまた楽しかったりするので、成功したらラッキーくらいの感じで、楽しみながら絵付けをします。
完成するのはいつになるか分からないけど、陶芸という一生続けられる趣味に出会えたことに感謝しつつ、死ぬまで技術の向上に努めて行こうと思います。