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九谷の粘土と釉薬で作った器に赤絵を施す
こんにちは。市川です。
先日、九谷の土と釉薬を使った器たちがたくさん焼けました。
これらの器たち、とても優しい白に仕上がりました。
ほんとに良いな、この白。 pic.twitter.com/cZRy88rcOs
— ミニチュア陶芸家 市川 智章|ICHIKAWA Noriaki (@ichinori1973) July 18, 2024
購入したのは谷口製土所さん。
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この焼きあがった器たちに「九谷焼上絵付 赤絵細描(あかえさいびょう)」という技法で絵付けをしていこうと考えています。
絵付けに興味を持ったきっかけは、6月中旬にYouTubeで偶然↓の動画を見たから。
ミニチュア×極細の線での絵付け。良い化学反応がある気がして、とにかくやってみたいという衝動に駆られました。
偶然は重なるもので、この動画を見た数日後には赤絵細描の第一人者である福島 武山(ふくしま ぶざん)先生が都内に来るということで会いに行ってきました。
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福島 武山
福島 武山(ふくしま ぶざん、1944年9月26日 - )は、日本の陶芸家。伝統工芸士・九谷焼作家。九谷赤絵細密画の第一人者。石川県金沢市生まれ。1963年に石川県立工業高校デザイン科を卒業[1]。赤絵細描という技法を使用し、小紋や花鳥、風月、人物などを丁寧かつ細密に描く。1998年に、第23回全国伝統的工芸品コンクールのグランプリ・内閣総理大臣賞を受賞するなど、数々の賞を受賞。2003年には、石川県指定無形文化財(九谷焼技術保存会会員)に認定された[2][3]。2008年、九谷焼伝統工芸士会会長に就任。現在、石川県能美市には、「福島武山工房」という名の陶芸教室などの施設がある。弟子は多数いるがほぼ女性。週に1日か2日程習いに行く外弟子制もあり過去には見附正康も習いに行っていた事は有名。
福島先生にはサインをもらいながらミニチュアの作品も見て頂き、ろくろも自作していることを伝えると、「ろくろも作っているの!面白いねぇ」と声を掛けて頂きました。
また質疑応答で「これから赤絵細描を勉強したいのですが、何からやればよいですか?」と質問したところ「小紋から始めると良いと思いますよ」と答えて頂きました。
これから、小さな器に極細極小の線で絵を描いて行くのですが、何もかも初めてのことなので、失敗続きになると思います。
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でもその失敗がまた楽しかったりするので、成功したらラッキーくらいの感じで、楽しみながら絵付けをします。
完成するのはいつになるか分からないけど、陶芸という一生続けられる趣味に出会えたことに感謝しつつ、死ぬまで技術の向上に努めて行こうと思います。