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カナダから帰国して20年
僕は18歳の時にカナダのブリティッシュコロンビア州にあるリッチモンドというところに留学をしました。
リッチモンドは、毎年世界で最も住みやすい都市ランキングで上位に入っているバンクーバーから南に車で1時間行ったところにあります。
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日本との時差は16時間。日本がお昼の12時だとするとリッチモンドは前日の20:00になります。
気候はというと、住んでいた時は関東と変わらないなといった印象でした。月別の平均気温はこんな感じだそうです↓
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出典:School With
人口は2016年のデータで198,309人で、このうちの半分が中華系の人たちです。そして、2割が白人系と、ん?ここは中国かな?と思ってしまうくらい、リッチモンドには中華系の方々が多くいます。私がいた頃もやはり中華系の方々はたくさんいました。
日系人はというと、人口の2%がリッチモンドに住んでいます。リッチモンドの南西にスティーブストンというところがあり、そこに多くの日系人が住んでいます。
そのスティーブストンは港町として知られ、港の近くにはおいしいシーフードが食べられるレストランが建ち並んでいます。
その中でもPajo'sというお店が人気で、そこでは絶品のフィッシュアンドチップスが食べられます。
ここがPajo's↓ https://instagram.com/pajos_fishchips?igshid=8s9g25x3dgod
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そして、噂のフィッシュアンドチップス↓
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これがホントおいしいんですね。
あと、このスティーブストンではクジラを見るツアーに参加できたりもするんです。
(私は一度も行きませんでしたが…、いやだって学業が優先ですからね!つってお金がなかっただけ。クジラ見たかったなぁ)
話を留学に戻しますね。
私が通っていたのは(今は無き)Richmond Internationl Courageという学校で、母体は現在のカナディアンインターナショナルスクールになりす。
https://www.cisjapan.net/jp/smarts/index/0/
一時期、小室圭さんの出身校として話題になりましたね。そこです。
当時、私が通っていた学校はリッチモンドシティのランドマークでもあるショッピングモールのリッチモンドセンターからバスで約10分、徒歩で20分程度の住宅地の中にありました。
地図でいうとこの辺だと思います。
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私は当時ホームステイをしていて、そこからバスに乗って学校へ行っていました。
こんなバスです↓
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いやぁ、懐かしい。
このバスはリッチモンドセンターを中心に数路線走っています。運良く私のホームステイ先の近くには、学校へ直で行けるバスが通っていたので、それに乗れば学校に着くことができていましたが、私の友人の何人かは乗り換えをして学校にやってきていました。
ホームステイ先は生徒側は選べなかったので、交通の便も然り、ファミリーの人柄、食事、云々、当たり外れがあったの事実。
ちなみに私はホームステイ先が3回変わりました。一年目はカナディアン一家、二年目前期はシングルマザーのお家、後期はギリシャ人一家とそれぞれ楽しいホームステイができたと思っています。
さて、カレッジのカリキュラムですが、基本一年次に英語をしっかり学び、二年目からは自分の希望する専攻で各々勉強をすることになります。
専攻は当時、ビジネスコース、ツアリズムコース、サイエンスコースの3つがあり、私はツアリズムコースを専攻しました。
記憶が正しければ、ツアリズムコースは世界の観光名所、ホテル等での接客などを座学で学び、また、授業の中でオリジナルのツアープランを立てて発表するというものもありました。毎回楽しみだったのは授業の一環で毎週、フィールドトリップに行くことでした。フィールドトリップ、要は遠足ですね。B.C.州の観光地で赴き、その地の良いところや課題等を見つけたり、フィールドトリップに行った後は行った場所のプレゼンをしたりします。
一年目で本当にいろいろなところにフィールドトリップに行きましたね。
スタンレーパーク
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最高の散歩スポット。見る景色見る景色がいちいち圧巻。
グランビルアイランド
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市場があったり、雑貨屋さんがあったり、イベントをやってたり、船に乗れたりと、毎週行っても飽きない。
キャピラノ吊り橋
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何回行っても「こえーwwwww」ってなるのがキャピラノ。
ここはノースバンクーバーというところにあって、バンクーバーから船を使っていくことごできます。私は毎回ここへ行く時はウォーターフロントからシーバスに乗って行っていました。それもまた楽しいんですよね。シーバス↓
UBC(ブリティッシュコロンビア大学)
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カナダに残るならここに行きたかったなぁ。こんなところで勉強したかった。憧れ。
ギャスタウン
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バンクーバーと言えばここという場所。
こうやって思い返していると、また行きたい!という気持ちが強くなってきますね。
ということで、タイトルに戻りますが、カナダ留学から20年に歳月が経った現在、私はなにをしているかというと、そう、福祉サービスを提供する会社の社長です。
これは、20年前の私には想像も出来なかった未来だと思います。
当時は、英語の先生とか翻訳家になりたい!なんて思ってたくらいですからね。
大学を出て、就職をして、あれよあれよ月日が経ち、気付けば会社を立ち上げていました。
ちなみに、当時の日本人の友人たちはというと、商社に勤めていたり、出版社で営業をしていたり、建設関係の仕事をしていたり、不動産関係で独立していたりと、各々で活躍をしているようです。
すごいなぁと思うのは、今でも当時のまま関係が続いていて、一緒に飲んだり、ライブにいったり、最近では一緒に仕事をしたりするようになりました。
留学期間としては、2年間という短い時間でしたが、濃厚な2年間だったと思います。その濃厚さが、私たちの関係を築いているのだと思います。
留学して20年後の結論。
留学は人生の宝になる。
ってな!