非認知能力を育む遊び
非認知能力とは、「考える力」「がんばる力」「人と仲良くする力」など、数値では測れないけれど、生きていくうえでとても大切な力のことです。
これらの力は、勉強だけでなく遊びの中で自然に育っていきます。親子で楽しく遊びながら、ぐんぐん伸ばしていきましょう!
1. ごっこ遊び(想像する力&やさしさ)
★お店屋さんごっこ、お医者さんごっこ、おままごと など
遊び方
・「いらっしゃいませ~! 今日は何にしますか?」とお店の店員になってみる。
・「このお薬でよくなりますよ~!」とお医者さんになりきる。
ポイント
・お客さんや患者さんの気持ちを考えながら遊ぶことで、思いやりの心が育ちます。
・自由に発想できるようにし、子どものアイデアを楽しみましょう!
2. 宝探しゲーム(考える力&がんばる力)
★お部屋に小さなおもちゃやお菓子を隠して遊びます。
遊び方
・「ヒントは、ふわふわの場所だよ!」と少しずつヒントを出す。
・なかなか見つからなくても「あともう少し!」と励ましながら探す。
ポイント
・すぐに答えを教えず、子どもが考えられる時間を作ることが大切です。
・見つけたときの「やったー!」という達成感が自信につながります。
3. おうち運動会(がまんする力&チャレンジ精神)
★お家の中で体を動かしながら競争する遊びです。
遊び方
・クッションを並べて「ぴょんぴょんジャンプ競争!」
・床にテープを貼って「落ちないように一本橋わたり!」
・じゃんけんをして、負けたら一歩ずつ下がる「じゃんけん後ずさり競争!」
ポイント
・負ける経験も大切なので、「もう一回挑戦しよう!」と声をかけるとよいでしょう。
・「次は勝てるかも!」と前向きな気持ちになれるようにサポートしましょう。
4. 絵本の続きを考えよう(想像力&表現力)
★絵本を途中まで読んだら、「このあとどうなると思う?」と聞いてみましょう。
遊び方
・「この子はどこに行くのかな?」と問いかけながら考えてもらう。
・「じゃあ絵に描いてみる?」とお絵かき遊びに発展させてもOK。
ポイント
・どんなストーリーになっても大丈夫!「おもしろいね!」と楽しむことが大切です。
・親も一緒に考えることで、さらに想像力が広がります。
5. 料理のお手伝い(やりきる力&自信)
★簡単なお手伝いをお願いし、達成感を味わってもらいましょう。
遊び方
・野菜を洗う、おにぎりをにぎる、材料を混ぜるなど、子どもができそうなことをお願いする。
・「○○ちゃんが作ったんだよ!」と家族に紹介する。
ポイント
・「ありがとう! 助かったよ!」と感謝を伝えると、やる気がアップします。
・「自分にもできた!」という経験が、自信につながります。
まとめ
子どもは遊びながら、たくさんのことを学んでいきます。
大切なのは、「うまくできること」よりも「楽しみながら挑戦すること」です。
「できたね!」「おもしろいね!」と声をかけながら、親子でたくさん遊んでみてくださいね♪