横田大輔の「巨大な自閉写真世界」の素晴らしさ/一日一微発見223
群馬高崎の暑い夏がもうやってきたのだな、と駅前を歩きながら思った。
新幹線で東京から1時間もかからないのだから、激近にもかかわらず、「遠いところ」以上に「くらくらさせてくれる」ところが高崎の街にはあって、それが僕にとって魅力なのである。
前に、高崎の街を彷徨いたことがあって、なんだか森山大道好みの、「最果て感」がこの街にはあるんだな、と妙に納得したことがある。
北関東は、僕のような関西野郎には東北以上の時空のfarawayがある。
今日は月曜で、横田大輔の写真展は日曜で終わってしまったのだが、特別にギャラリーを開けてもらった。
素晴らしいテイストのコレクターで、自らのギャラリーrin art associationも高崎で主宰しているオーナーの原田さんにお願いして、まだ撤収しないからいいですよというお言葉に甘えた。
この日は、原田さんも来てくれて、2人だけでじっくり横田君の新作展を見ることができた。気がついたら2時間以上、2人だけで横田君の写真をみた。
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