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IN&OUT of TOKYO 05 ミッシェル・ウェルベックは「少し悪化した世界に」と言う/一日一微発見121

朝5:00に目が覚めた。
ゴールデンウィークが明けたせいで、ニューノーマルの信号だろうか(このテキストは5月7日に書いている)。

いや、実体としては、連休が明けても東京は「緊急事態」の延長をすでに発表してしまっているので全く世の中は変わらない。

しかし、ニュースでは中国はもう普通に稼働しはじめたし、ドイツもほぼ解禁した。感染の勢いは、まだ強いというのに、次々に都市は開いていくだろう。

感染者がまだ多くとも、羅漢率が低下すれば、見通せるようになったと政治家は判断する。

なにせこのコロナで失った世界経済の規模は、「史上最大」との記事もある。


恐慌はすでに加速している。

世界の主要国が先を争って解禁に向かうのは、病死者以上に倒産や社会の暗黒化を恐れているからだ。

倒産による自殺率の悪化というニュースさえもう飛び交っている(一方で、一緒に家に閉じ込められているので、スキが無くて、自殺率が減ったという、なんとも笑えない報道もある)。

この間、コロナが死因ではないが、印象的な死者も出た。
ピーター・ビアード、そして今日の早朝でクラフトワークの創立メンバーだったフローリアン・シュナイダーが死んだとFacebookのタイムラインで見つけた。

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