間近にあって再発見すること・高知にて/一日一微発見165
コロナのさなかにもかかわらず、この数日むちゃくちゃ移動し、忙しく沢山の人に会い、仕事をしてしまった。
「社会」や「経済」は、すぐにリバウンドして、強力な渦を取り戻そうとする。
それをあたりまえの、新常態だと無自覚なのは、よくないと思う。
そんな時に、妻の後藤渚が、高知にて動画のコーチングのために呼ばれて行くことになった。僕は別に、仕事や用事は全くないのだが同行することにした。ワープであり、逃避である。
もしも僕を尾行している探偵がいたら、あまりの移動の早さに「クレイジー」とねを上げただろう。
朝から晩まで、まる1日AATM(アートアワードトーキョー丸の内)の審査をやった後、青山のSKWATへ行き、スーパースクールをやって、ぎりぎり新幹線の終電で浜松に戻り、翌早朝、名古屋経由、小牧飛行場から高知へ飛んだのだから。
当然、ちゃんと寝ていない。
ほとんど失神状態みたな移動。高知空港に着いて、西村直子さんが迎えに来ていて、彼女が運転する車中から高知の美しい植物の緑を眺めながら、「ここはどこだろう」という迷子状態だった。
しかしなんだか、嬉しかった。
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