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AIは何のために抽象画を描きつづけるのか?/一日一微発見089
きのうFacebookで、AIに抽象画を描き続けさせている人がいるのを見つけた。
その絵は、一枚見ただけで、ある意味奇妙なことだが、今までにないゾッとするような気持ちにさせるものだった。
人間の知覚は、モノを認識しようと自動的に働く。つまりすでに知っているものを探し出し照合しようとする。
雲や森を見ても、そこに顔や景色、動物を見ようとするのである。
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編集者・アートプロデューサー・京都造形芸術大学教授/後藤繁雄です。
アートや編集のこと、思考、アイデア、日々起きていることなどをその都度書いていきます。
ここでの文章はハウトゥにはならないと思いますが、知性や感性を刺激したい人に読んでもらったらいいかなと思います。
僕は、人は、大きな出会いがやってきて変わるというより、微妙なものに気がついてだんだん変わることのほうが「可能性」が高いと思う。「微発見」。
それには、訓練が必要で、この「一日一微発見」も、僕の訓練法のひとつです。
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「一日一微発見」というのは、僕が師匠だと思っている文化人類学者、故・岩田慶治が日々やっていたこと。 僕はそこからヒントをもらって、もう15…
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