「進化する編集」ことはじめ①/一日一微発見419
割引あり
僕は文字や写真を組み合わせて印刷物にするという意味での「編集者」の仕事を長くやっている。
同時にこの時代において「編集」というスキルが、人間にとって生きるうえできわめて不可欠なものになっていると考え、編集」」を「拡張」し、さまざまな「クリエイション」の実践を行ってきた。
それにともなって、1990年代からは、「編集」を「編集」しなおす著作(『NEW TEXT』1997年/『僕たちは編集しながら生きている』2004年)などを発表してきた。
また、編集者が、今日的な編集について考え、それを共有する「編集学校(スーパースクールと名づけられ1996年に、青山ブックセンター本店の開業とともにスタートした)」の場で、変容し続ける「編集」のワークショップを主宰した事例も、初めてだったろう。それは出来合の「編集」学校ではなくて、「編集」の可能性を受講生と考え合う場であり、そこから多くの俊才が輩出できたのも面白かった。
僕は本づくりや執筆、インタビューだけでなく、企画、コピーライティング、広告制作のクリエイティブ・ディレクション、webやホテルなどの商業活動も積極的におこなってきた。
またコンテンポラリーアートの仕事へと活動を拡張した。美術大学での授業にとどまらず、学科の新設(アートプロデュース学科)、アーティストの発掘・育成、ギャラリーの運営、美術館での大型写真展のキュレーションなども手がけてきた。
そして今、最も力を入れているのは、ブロックチェーンのしくみを使ったプラットフォーム構築やメンバーシップNETによるDAO構築だ。
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