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目は旅をする・後藤繁雄による写真集セレクション

ヴィジュアルの旅は、大きな快楽を、与えてくれるし、時には長編小説以上に、人生についてのヒントを与えてくれます。 このマガジン「目は旅をする」は、長く写真家たちと仕事をして、写真…
後藤繁雄おすすめの写真集についての記事を月に2~3本ずつ投稿します。アーカイブも閲覧できるようにな…
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#書評

鈴木親『Shapes of Blooming』/目は旅をする003(美とはかなさ)

鈴木親『Shapes of Blooming』 treesaresospecial 刊 よく、花咲く季節がくるたびに想うことがある。それは、人が足を 踏み入れることのない山奥に、誰のためでもなく、ただ咲いている 花の美しさのことだ。

ロバート・フランク『THE LINES OF MY HAND』/目は旅をする002(地図のない旅/行先のない旅)

ロバート・フランク『THE LINES OF MY HAND』邑元舎刊 写真は写真でしかないはずなに、宿命的なものでもある。昨年、ロバート・フランクは亡くなった。94歳だった。 2019年の春に、ベルリンを訪れた折に、偶然フランクの回顧展を見た(その時はまだ彼は存命だったが、本人もその展覧会が遺作展になるとは思っていなかったろう)。

ナダールの写真から始まる/目は旅をする001(地図のない旅/行先のない旅)

Nigel Gosling編『NADAR』schirmer/Mosel刊