鈴木親『Shapes of Blooming』 treesaresospecial 刊
よく、花咲く季節がくるたびに想うことがある。それは、人が足を 踏み入れることのない山奥に、誰のためでもなく、ただ咲いている 花の美しさのことだ。
ロバート・フランク『THE LINES OF MY HAND』/目は旅をする002(地図のない旅/行先のない旅)
ロバート・フランク『THE LINES OF MY HAND』邑元舎刊
写真は写真でしかないはずなに、宿命的なものでもある。昨年、ロバート・フランクは亡くなった。94歳だった。
2019年の春に、ベルリンを訪れた折に、偶然フランクの回顧展を見た(その時はまだ彼は存命だったが、本人もその展覧会が遺作展になるとは思っていなかったろう)。