泊まれる演劇は僕に新ジャンルビールの美味しさを思い出させてくれた
演劇とか舞台の"ヨサ"って、”ナマ”にあると思っているんです。
ナマだからこそ、たまに得体の知れない形容しがたい感情、それは恐ろしいほどの魂の震えだったり、激情であったり、、あるいは、とてつもないがっかり感の時もありますね。(笑)
超絶つまんないときは、それはそれで結局、快感なんですよね。
それが、ナマのヨサです。
そしてただいま、こんなご時世。
今回縁あって、「泊まれる演劇」さんが提供する、オンラインでの舞台を拝見させもらいました。
(引用:公式サイトより)
これがまた、凄く楽しませていただきまして。
お風呂で半身浴しながら、キーボード持って参加型チャットしながら、ゴリゴリに謎解きさせていただきました。
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何といったらいいんだろう。
ホント、新ジャンルのビール飲んだ時の、「ウワァ、ここまで来たか!!!」感っていうんですかね。
ジャルジャルの芝居をM-1決勝で見た時のワクワク感といいますかね。
僕は当初、オンラインでの舞台配信ってのは
いわゆるその名の通り「舞台をオンラインで配信したものなのかな」と思っていたが、これがまた、全く違っていた。
もう、なんでしょうね。
これは、舞台芸術として、新しい1つの”ジャンル”を確立していくんだな、という印象をガツンと受けた感じですね。
そう、まさしく新ジャンルビール(2回目)
本麒麟。
アサヒ ザ リッチ。
舞台を「オンライン配信」するのと、オンラインに特化して”リアル”を配信するのは、全く別物なんだなと。
そんな風に気づかされた、2時間でした。
体感した印象としては
NYで体験した「SLEEP NO MORE」とか、後はUSJの「ホテルアルバート」のように近いものを感じました。
参加型×オンラインで、極限まで舞台の”ナマ”感を届ける。
そしてまた”ナマ”とはまた違った新しい”ナマ”を届ける。
新しいエンタメの一つの形だと思います。
僕は演劇畑の知り合いが多いので
「演劇はナマに限る!」とか「オンラインは結局演劇じゃねえ!」とか、そういう論争をたまに聞きますが、
まぁ、まずそもそも、棲み分けが違うな、と感じました。
まさしく新ジャンルビール。(何回目w)
最高に美味しかったです。
泊まれる演劇様、ありがとうございました。