「もちリーマン」
第278話 2015年7月26日新潟県十日町市
木の上に四角いもちがありました。
それはサラリーマンが、
寝坊のことでお母さんに怒られてむしゃくしゃして投げたものでした。
おもちは太陽の熱で膨らんで、気球のようになって飛んでいき、
海を越え、大陸につきました。
そこは中国で、お持ちはそこで餃子になりました。
その餃子はいままで食べたことのないような味がして、おいしそうでした。
そしておもちの餃子はみんなに配られ、中国で大ヒットしました。
お題:おもち
記号:◆佐藤(司会)◇参加者*会場の様子
◆「あるところに、おもちがあったそうなんですが、どんおもちなんですか?」
◇「四角いもち。」
◆「四角のもちは、どこにあったんですか?」
◇「え~じゃあ、木の上。」
*会場笑い
◆「木の上になんでかもちがあった。なんでこんなとこにあったんですか?」
◇「誰かが投げた。」
◆「ぽーいと、誰かが投げたから。誰かって誰ですか?」
◇「サラリーマン。」
◆「サラリーマンが・・なんでこんなことをしたんでしょうか?」
◇「・・悲しくて。」
◆「悲しくて悲しくて、とてもやりきれないから投げてしまったそうなんですけれども、何がそんなに悲しかったんですか?」
◇「誰かに怒られた。」
◆「それはすごく悲しいですね。誰に怒られたの?」
◇「お母さん。」
◆「何についてお母さんにこんなに怒られちゃったんですか?」
◇「早く起きれないから。」
◆「お前は寝坊ばっかりしてと、なかなかなか治らないから怒られて、むしゃくしゃして投げちゃった。このあともちはどうなっちゃうんですか?」
◇「もちは・太陽の熱で・あれですね。太陽の・・熱で・・膨らみます。」
*ああ~と会場。
◆「太陽の熱で膨らんで・・どうなっちゃう?」
◇「最後には膨らみすぎて、飛んでいく。」
◆「なるほど、気球のように熱で膨らんでふよふよとどこかへ飛んでゆく。これどこまで飛んでいくんですか?」
◇「え~海まで。」
◆「海の方までお持ちが飛んでゆくと、どうなるんですか?」
◇「大陸に。」
◆「海越えちゃった。大陸について・・どんな大陸ですか?」
◇「中国。」
◆「中国についちゃった。日本海を越えて中国へ行った餅は、この後どうなるんですか?」
◇「中華料理になる。」
*会場笑い
◆「何かもちが・・どんな中華料理になるの?」
◇「餃子。」
◆「おもちが餃子になっちゃって・・中国ではこんな風習があるんでしょうかね・・?これはどんな味なの?」
◇「食べたことのない味。」
◆「それってどんな味?おいしいのかな?」
◇「たぶんおいしいと思う。」
◆「なんとなくおいしそうな味がする。この料理どうしましょう?」
◇「みんなに配る。」
◆「どんどん配り始め、じゃあ最後どうなるんですか?」
◇「もちが配られて・・難しいな・・もちは・・中国で配られて・・・すごい大ヒットした。」
◆「餅餃子が中国で大ブームとなりました。めでたし、めでたし~。」