「これが大地の芸術祭の始まりで、どうも良い時をすごせそうだ」


第274話  2015年7月26日新潟県十日町市


あるところに湖があって、一匹の赤い魚が泳いでいました。

魚はいつも暇で暇で、今日も泳いでいました。

そこへカエルがやってきて、水を飲もうとしましたが、

足を滑らせて湖に落ちてしまいました。

カエルは大きな魚の国に迷い込みましたが、そこには誰もいませんでした。

これは悪者によって魔法がかけられて、このようになっていました。

カエルが仲間の微生物をたくさんよんでくると、魔法が解け、

みんなで大きな宴会を開きました。めでたし、めでたし。


<実演文字起こし>

お題:湖

記号:◆佐藤(司会)◇参加者*会場の様子

◆「あるところに、湖があったそうなんですが、湖には何か見えますか?」

◇「魚が。」

◆「どんな魚ですかね?」

◇「赤い魚。」

◆「この魚は何をしてるんですか?」

◇「いつも暇だった。」

◆「湖には何もないし、暇だ、暇だと言っていた。そんな魚は今日はどうするんですか?

◇「泳いでく。」

◆「まだ暇そうですね、優雅に泳いでいると、どうなっちゃうんですか?」

◇「カエルが出てきた。」

◆「カエルがひょっこりと現れて・・このカエルは何をしに来たんですか?

◇「カエルは水を飲みに来た。」

◆「すると、どうなっちゃうんですか?」

◇「湖に落ちちゃう。」

◆「足元を滑らせて落ちちゃう。すると、どうなる?」

◇「魚の国に迷い込む。

◆「国があったんですね。魚の国ってどんな感じですか?

◇「深く深く。」

◆「なんか具体的な回答を避けた感じですね。深く深く潜っていくと、その国はどんな感じ?」

◇「魚が一人ぼっち。」

◆「やっぱり一人ぼっちなんだ。広い国があるんだけども、やっぱり暇だと。どうしましょうこれ?」

◇「え~っと。え~っと。。」

◆「さ、、皆さんのしわ寄せが、全部彼女に来てますね。

*会場笑い

◇「え~。悪者の、魔法のせいで一人になっちゃってた。

◆「何かの魔法のせいだったという。これは誰がこんな魔法をかけていたんですか?」

◇「最初に湖を設定した人が、これは困ったなと魔法をかけた。

◆「なるほど。最初に設定した人って誰ですか?」

◇「今はなしている、お兄さん。」

◆「俺?俺が魔法をかけちゃった。このままだとずっと一人ぼっちですけどどうしましょう?

◇「カエル君がいっぱい仲間を連れてこようとがんばった。」

◆「なるほど。この寂しそうな世界に友達をたくさん連れてくると。カエルの友達って誰ですか?」

◇「えーっと・・うーん。微生物かな?

◆「微生物たちが!頼もしいのか何なのかって感じですが・・集まってきて、どうなる?」

◇「集まってきて、魚君と仲良くなって、魔法が解けます。」

◆「魔法がパッと微生物たちの力で解けて?」

◇「大きな宴をします。

◆「大きな宴が起こり、じゃあ最後どうなる?」

◇「めでたしめでたし。。」

◆「めでたし、めでたしとなりまして、まさにのめでたし、、めでたし~。」

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