大人数の集まりの後は必ず病む
毎回繰り返している、この症状。
辛すぎるので、どなたかと共有したく、ネットの海に投げてみます。
前提
声が小さい、会話のテンポが遅いなど、「うるさい飲み屋でノリの良い会話を楽しむ」文化にことごとく適さないタイプ。
MBTIは「提唱者」。
症状
大人数の集まりの後、ほぼ100%病む。
※大人数…4人以上。
※ほぼ…10年来の友人など、心底心を許せている場合はそれ程深刻ではない。
※病む…1人になった瞬間、上手く返せなかった会話や、自分の立ち居振る舞いが思い起こされ、消え去りたくなる。帰り道から眠りに落ちる直前まで、自責思考で頭が一杯になり、堪らなくなってSNSで仲間を探し求める。
想定される理由
コミュニケーションの取り方が、1対1に最適化されており、大人数に適していない。
人と話す時、相手の顔色から考えを読み取ろうとしがちな性格である。いわゆるHSP。そのために、人数が増えれば増えるほど、エネルギー消費量も増える。
1対1の場合は、意外に楽しい。聞きたいことを好きなタイミングで聞けるし、相手が飽きてそうだったら会話をすみやかに終わらせられるため。話しやすい人だと、その会の間ずっと話していたくなるが、相手を引き留めすぎても悪いので、なくなく引き上げるなどする。気を許せる相手が1人見つかると、途端に息ができる心地になる。
大人数の会話だと、1人ひとりにフォーカスして質問もしづらい。そのため、その場にいる一人一人が今何を考えているか、どんな会話を望んでいるかを想像し、その中の最適解に近いボールが投げられそうなら頑張って投げ、当たるとホッとし、外れると帰宅後ずっと後悔し、帰り際には消耗している。
(ただ、気配りが出来て、かつ場の空気を盛り上げられる方がいるのも知っている。本当に尊敬する。)
日本人ってこんなものだとも思うが、中にはこの気遣いが適度な塩梅に調整でき、かつ自分も場を楽しむことが出来る人もいて、「自分ってなんなんだろう」と更に落ち込む。
対策
①大人数の集まりへの参加を強制されない組織に身を置く。
②エネルギーが少ない時は、「初対面」かつ「大人数」の場にはなるべく参加しない。
残念ながらこれしかない。どれだけ頑張っても、根本的な性質は変えられない。パーティも飲み会も楽しめるタイプではないと割り切り、全力で回避する。
「人と仲良くなる絶好の機会をみすみす逃す」リスクと表裏一体なので、頑張れる余力があり頑張りたい場合は、頑張る。(何も言っていない)
でもなーーー、本当に、この後遺症は毎回最悪なんだよな。能動的に思い返している訳ではなく、脳内で自動再生されている感じ。「考えすぎ」というより「吸収しすぎ」、思考は停止しているのにもかかわらず、勝手に全吸収して勝手に思い返して苦しんでいる。私も止められるなら止めたいです、一瞬の自傷行為です。(自分が失敗した映像を繰り返し、ネガティブ補正をかけながら見続ける感じ)
それでも、大人数の集まりで運良く話しやすい方と出会えて、運良く1対1で話せると、とても充足感を得られる。今回もそうだったので、嫌な部分をこれだけ書き連ねているほど、残念な思い出ばかりではない。
「人はそんなに私を見ていない」「誰も私のことなんか気にしていない」、そう思えると救われるんだけど、なかなか頑固な性格なので、そうすぐに思い込める訳でもなく。
最寄り駅に着いたので、おしまい。芸人さんのラジオでも聞いて、頑張って頭空っぽにして帰ります。
お仲間いたら、一緒にぼちぼち生き延びましょう。
おしまい