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2022年 

今年も色々あった。
日々を過ごしているだけで嬉しいことや怒りを感じること、楽しいことも苦しいことも選択の余地なく押し寄せてくる。

能動的に日々を過ごす。
一見すると全て自らが自らの行うことをコントロールできて理想的といえる過ごし方なのかもしれない。
しかし現世に身を置く限り、他者とかかわりを持たずに過ごすことは困難を極める。他者からもたらされる影響を受けながら能動的に過ごすことは困難を極めるのである。。
それに少しだけ近づくことができたのが僕にとっての今年だったのかもしれない。

労働。物質社会において必要不可欠とされている金員を取得するに当たって最も合理的な手段である。
しかしながら、余程の単純作業の繰り返しではなくては(ではなかったとしても)労働による苦痛は避けて通ることは難しいであろう。
また、多くの場合感情的になる場面が多く、さらに多くの時間を費やす場合には陰鬱な感情に支配されたり、心と体のバランスがうまく保つことが難しくなることもある。

癒しが必要なのだが、万人にとっての癒しを定義することはマスメディアを利用しなくては難しいであろう。
愛玩動物を飼育することで癒される人もいたり、有名人の失敗をSNSを利用して酷評して悦に入るなど、現代社会は複雑である。

そんなご時世ですが、自己肯定感を高めようと他者をこき下ろす発言をするのは本当にみっともないからやめた方がいい。
また、愛する人を定めたのに恋を求める中年男性は本当に醜い。
いい年になっても生理的欲求の充足に全力を注いでいて、ハタから見ると怠惰なおっさんが変な権力を持つとろくなことに金を使わないということが身近でも発生しており、いよいよ身の回りにまで社会の危機が押し寄せてきている。

今年はテクノロジーの進化が著しく、権力の暴走が目立った一年だった。
特にウイルス対策関連で生体識別関連の精度はさぞかし向上したと感じた。

今年はおそらく自分史上最多のDJをした。あと最高額レコードの購入に費やした一年であった。
音楽は僕にとっての癒しである。
形を持たないはずなのに形が脳裏に映し出されて奥が深い。感情にも訴えかけてくるし歌なんかが入ってくるとメロディーが際立ち、詩の意味を咀嚼することまでできる。リズムパートだけ聴いていても全くもって飽きない。
ミキサーを新調してから自分の部屋でゆっくりと音楽を聴いてすごすことを多くなった。
夏場は日の出が早いから朝が早くなり4:00前にすっきり目が覚める日も多かった。
早朝はまだ眠っている人の方が多い時間なので、時間を独占することができる希少な時間である。世の中は全ての個人が相互にその存在を認識しあうことなく(極小さなコミュニティーで集団生活を営む場合を除いては)同じ様な趣味嗜好の持ち主は意外と身近にいるものなんだと感じる。それは生まれた年が一緒とかではなくて、今一緒に遊んでいる友達と仲の良い人たちだ。
ユニティはよくナイトクラブ界隈で古くから使われている英単語である。
若いころはなんだかくすぐったくて無理だった。
しかし、歳を重ねると、現実にユニティを感じる機会があり、イメージで否定することはいかにナンセンスなのだろうと思うことができるようになったが、自分が嫌だとレッテルを貼っていた世界にレッテルをひっべがして飛び込んだ結果が生んだ奇跡だと思うので僕はラッキーだっただけだろう。

ここまで2022年を総括する記事を書こうと思って書き出したのに詳細にたどり着けそうにないので年が明けたら一か月に一記事を目標にノートに投稿していこうと思います。
来年もよろしくお願いします。よいお年を~。



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