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型枠施工の出前講座を実施しました

 10月11日(金)建築科3学年の課題研究という科目で、型枠大工を講師に招き出前講座を実施しました。
 普段、授業で勉強している建築現場の施工内容を実際に体験することをテーマに取り組んでいる生徒(5名)が、ものづくりマイスター制度を活用した出前講座。今回は、「型枠施工」について取り組みました。
 「型枠施工」とは、鉄筋コンクリート構造の建築物を造る際に、コンクリートを流し込むための枠を造る工事のことです。一般的な建物より小さいが実物と同様に、柱や梁と呼ばれる部材の型枠の組立てを体験しました。
 作業を進めていくと、型枠の角材と抑えるためのパイプがあたってしまい、その場で型枠を修正するなど、図面ではわからない不具合などもあり、型枠施工の難しさも実感することができました。また、使用する材料や工具で、特殊なものも多く、生徒たちは授業で勉強した内容について、今回の実習を通して、技能を高めるだけでなく、知識も深めることができました。
 大州建設工業株式会社の講師の皆さま、この度はありがとうございました。


台座に書かれた線に合わせて釘止めします
二本の柱の型枠を作成
流し込むコンクリートの重さにも耐えられるようパイプも使用
梁はパイプサポートと呼ばれる支柱で支えます
梁と柱の型枠を釘止め
完成!!

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