鉄筋施工体験の出前講座を実施しました
10月3日(木)建築科2学年生徒(32名)を対象に、千葉県鉄筋業協同組合の皆様を講師に迎え「鉄筋施工体験講習会」を実施しました。建築施工現場における専門的、実践的技能・技術の習得と建設業への理解を深め、職業観の向上を目的とした取り組みの一環です。
「鉄筋業」という専門工事業や建設業界について講義を受けたのち、鉄筋の組立ての技能体験を、少人数グループに分かれて丁寧にご指導いただきました。技能講習では、3級技能士の実技課題を題材とし、鉄筋の間隔や各部の寸法、結束方法などについて職人さんから直接、ご指導いただきました。
また、鉄筋同士を熱して繋げる「ガス圧接」や、ねじ節鉄筋と呼ばれる鉄筋通しを繋げる「機械式継手」についても体験させていただきました。ガス圧接のデモンストレーションでは、バーナーで鉄筋が赤くなるまで熱する様子に生徒も、興味深そうに見入っていました。
体験後には、講師の方々と、これから進路選択をしていく生徒のディスカッションの時間がとられ、仕事の大変さややりがい、鉄筋業・建設業のメリットやデメリットなど、進路について考えるよい機会にもなりました。
若い職人さんからベテランの職人さん、女性の職人さん、本校の卒業生など、様々な社会人の先輩方から教わることができ、大変貴重な機会となりました。