SirToneに完全にやられたお話
今回のエントリはギターシールドとイヤホンケーブルの2本立てです。
巷で話題のSirToneさんのそれぞれの商品についてレビューします。
SirTone Type1 楽器用シールドケーブル
Twitterで使用者をよく見かけるシールドでずっと気になってましたが、この度スタンダードモデルであるType1を購入してみました。これまで私はCAJのケーブルを使用しており特に不満もなかったのですが、ギター熱が上昇した結果「久しぶりに別のケーブルも試してみたい!」と思い試しに購入した次第です。
結論から言いますと私はCAJからSirTone Type1へ乗り換えました!
レンジの広さは勿論ですが、個人的に一番驚いたのは音の豊かさ。CAJも決して悪いケーブルではありません。むしろそこそこ高いグレードのケーブルを試すにあたってリファレンスになるほどだと思っています。が、SirToneさんはこれを軽く超えてきました(ちなみにお値段もw)
「音の立ち上がりにこだわっている」という記載がありましたが、これは正直なところ私には判りませんでした。それよりもリッチな音色にただただ驚くばかりで、鳴らした瞬間に「うそでしょ!?」と言ってしまう程に音が良かったのです!
聴感上の話なので言葉にするのが難しいのですがCAJのケーブルが「レンジが広く素直にギターの音を出してくれる」ならSirTone Type1は「レンジが広いのはもちろんの事、音に色気を加えてくれる」でしょうか。値段相応でなくお値段以上の音を手に入れることが出来て大満足です。
そんなSirToneさんが手がけるイヤホンケーブルはどうなのか?
はい、当然のごとく音楽を嗜むものとして気になってしまいますよねw
私は普段Ultimate Ears UE900をSong’s AudioのUniverseProにリケーブルして使用しています。かれこれ7~8年ほどこの組み合わせで使用しており、これ以上を望むなら十数万のカスタムIEMに手を出すしかないのかな~と思ってました。
最近は中国産の所謂「中華イヤホン」も話題になっていて気にはなっているのですが、UE900が現役なのでイヤホンはまぁこのままでいいかなと思っていたのですが、シールドのあまりの作りの良さにSirToneさんのイヤホンケーブルにも俄然興味が湧いてしまい購入に至ったというわけです。
楽天市場にショップがありそちらから購入さて頂きましたが、よく確認せず待ってしまいUE900の端子の規格がmmcxなのに対し購入品は2Pin端子でアダプタを介さないと接続が出来なかったというトラブルはありましたが、今まさにそのイヤホンで音楽を流しながらこの記事を書いています。
ええ、お察しの通り乗り換えましたw
シールドと違ってこちらはそのクオリティからは想像つかないほどリーズナブルな価格設定となっており、イヤホン付きで7000円程度と非常にお求め安くなっています。しかも付属のイヤホンも決して悪いものではないです!
さて、UniverseProとの比較ですが、音の定位やレンジの広さはほぼ互角。低音再生に関してはSirToneのケーブルの方がパワフルに感じます。中域が若干リッチに聴こえるかな?というのは先入観からのプラシーボなのかわからないですが、いずれにしてもUniverseProが2万円程に対して1/3程の価格でこの音が手に入ると考えれば、乗り換えない手はないですね!
個人的には低音が若干強いかもと思える事からハイブリット型のイヤホンと相性がいいのでは?と考えています。その内に中華イヤホンでハイブリット型も試してみようかな…🤤
mmcxのイヤホンでアダプタを使用する際の注意点
最初にアダプタを特に何も考えず使っていたのですが、正直付属のイヤホンで聴いていた感じと比べてUE900で再生された音のショボさに首をかしげてました。なぜかというと+と-の極性があることに気が付いておらず、逆につけていたからです。
一通りいろんな環境・音源で再生した後にようやくこれに気が付いて反対側に付けたところ…化けました!(私が間違えていただけですが…)
もしmmcx端子のイヤホンをお持ちでアダプタと一緒に購入される際には注意が必要です。
終わりに
過去最長文字数になってしまいました。それほどどちらも素晴らしい出来で、なるほど皆が虜になるわけだわと納得した次第です。私ももう離れられませんからw
以上、読んで頂きありがとうございました😊