限界が忍び寄る日々
無事に探偵を利用して証拠を手に入れる事が出来ました。でも探偵さんから調査報告書が届くまで10日余り。夫は別居へ向けて激しく動き始めます。
調査報告書が上がってからでないと話し合いは出来ないので、私は私でその日に向けて色々と動く事にしました。
それでも夫が次々に別居へ動く姿は精神を抉られ日々精神は乱されました。
5月31日
遂に私は台所で倒れました。酷い立ち眩みのせいでしたが、この頃睡眠も食事もほぼとれてなかったのが災いしたのでしょう。意識はあったもののおでこ付近をぶつけました。痛かった・・・
色々と限界は感じてました。
肉体的にも精神的にも相当きつい時期でした。証拠は手にしたけれどまだ切り出せない状況。そんな事を知らない夫は新居を決め荷物も徐々にまとめ始めました。そして私に対する暴言も更にエスカレート。
「働けよ」と何度も言われるようになりました。
「お前の所為で働けなくなったんだからな?」という言葉を飲み込み耐える日々。
6月3日
夫は新居に自分の荷物の殆どを送り始めました。26日に引っ越すという約束なのにそんなに早く荷物を送る必要ありますかね?むしろ必要はなくて、この家に出来るだけ帰ってこなくて良い様にしてるんだなって印象でした。
この頃私は今度どうしていったら良いのか決めかねていました。
私の目指すゴールは「再構築」だったので、手順を間違えたくない。それを間違えてしまったら戻れないと思っていたからです。正解が欲しかった。でもこの世界に正解なんて何処にもない。夫婦の答えは夫婦の中にしかないのだから。
夫との話し合いもどう話すべきか、どの状況で話すべきか、色んな人に相談しながら考えていました。ある人は「夫に言わない方が良いのではないか」と言う人もいました。「ここで夫に話て夫が相手の女と別れさせられた、と負の感情を私に向ける可能性が高い」と。それはとても理解出来ました。でも私にはどうしてもそれは選べませんでした。
何故なら夫に「罪の重さ」を認識して貰いたかったから。
第三者を挟んだ話し合いも考えましたが、夫の性格も考えて話し合いは私一人で挑む事に決めました。
私の頭の中での構想は「夫と話し合う」→「不倫を認めさせる」→「女と示談をする」→「再構築」とざっくりで言えばこの流れでした。
この工程の中で必要だなって思ったのは「夫への誓約書」と「女への示談書」です。この二つは徹底的にキチンとした隙のない物を作りたいと思いました。誓約書はともかく「示談書」はそれなりに専門知識が必要でした。
ネットで色々調べてひな形に沿った物を作りそれをだれかに添削して貰えないかな、と考えました。
色々調べたのですが、示談書を添削だけしてくれる人って凄く少ないんですよね。弁護士さんは大体「起訴込み」でしかやってくれませんでした。「示談書の作成」をお願いする事は出来ましたが11万とかそれなりのお値段でした(;^_^A
私は最悪弁護士を立てる事までは想定してましたが、まずは自分自身で示談で持っていきたいとそれがベストだと思いました。
なので完璧な示談書が欲しかったので、添削だけしてくれる人を必死で探しました。行政書士さんの中には添削してくれる方数名いましたが、それでも2万とかそこそこ良いお値段・・・
切羽詰まってもいたのでその金額払っても良いかなって思っていたのですが、そこで私は運命的な出会いをする事に。
たまたまTwitterを見ていたら行政書士の先生が目に付きました。
同じ境遇の方がフォローしたりいいねしたりしてたので、存在は認知してましたが改めてその先生のアカウントを見てみるとホームページがあったので、そちらに飛んでみる事に。
すると私が望んでいた「示談書の添削」をしてくれる!!
しかもお値段も高くない!!
これだ!!と思ってさっそく先生にアポを取ってみる事に。
こちらの行政書士の先生は夫婦カウンセラーもやっていたので、今後どう動いたらベストかと決めかねていた私は一緒にカウンセリングも受ける事にしました。
正直ここまで「夫婦カウンセラー」の方で良い方に当たった事がなかったので添削ついでに~って軽い気持ちで受けてみたんですが・・・
私個人としてはとても相性が良かったのか、本当に素敵な先生でした🌟
示談書も完璧に添削してくださったので納得のできるものが作成できたし、カウンセリングも話しやすく気さくな方で今後の対策、対応も凄くためになるアドバイスをいくつか受ける事が出来ました。
本当に出会いとは縁で・・・私は今回最後にこの先生に出会えた事が本当に救いになりました。
私がお世話になったのは今井ひとみ先生という方です。
ホームページはこちらになります。ご自身も離婚経験がありとても親身になってお話を聞いて下さりますし、現実的な対策もキチンと一緒に考えてくれます。
私個人としては本当に素敵な先生でしたが、あくまでカウンセラーは相性があり合う、合わないは個人差がありますので、そこだけはご了承下さい。
「誓約書」「示談書」を作成し、弁護士にもいろいろと不安と疑問な部分は聞いて回り決戦に向けて動いていく私。
メンタルはボロボロだったけれどとにかくココまでようやく来た
あと少しあと少し、と言い聞かせながらなんとか乗り切る日々でした。
ギリギリの精神で生きている私でしたが夫は容赦なく私を傷つけてくるので本当にこの10日間も地獄の様な日々でした。ここまで来たのにしんどすぎて「死にたい」と思う事も少なからずありました。
6月5日
夫は休みで数日前に送った荷物を受け取りに新居へ
そこまでは良かったんですよね。
同日22時頃「今日は新居に泊まる」と言われるまでは・・・