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再構築4年目を迎えました。近況報告★前編
こんにちは!ichikoです。再構築から早くて3年が経過し、4年目に突入しました。最後にブログを更新してから約1年経過していますが、まぁまぁ色々あった1年ではありました。この1年で色々な事が変化しましたが、一番大きく変わったのは「私自身の心の在り方」です。この1年でどのような過程で、どの様に変化したのか、今回はそのお話をさせて頂こうと思います。
前回のブログが2023年の5月ですが、前回「体外受精」について継続する意向をお伝えしておりました。が、結局その後妊活に関して一切やめる事にしました。金銭面もそうですが、メンタル面や「子供を作り産み、育てる事」を今一度考えた上で、最後の移植は出来ませんでしたが、ここで区切りをつけるのが妥当だと判断したためです。
正直、子供を産み育てる、それは結婚したら望まずとも普通に出来る事だと思っていました。妊娠する事がここまで難しくそれにチャレンジする事がここまで大変だとも思ってませんでした。トータルで3年程妊活をして、結果は結びつきませんでしたが、私の中では「やりきった感」があります。
なので妊活をやめた事への後悔も未練もなく、苦痛だった通院や治療から解放されたという喜びが勝っていたのが正直な所です。
また夫から「子供がいなくても大丈夫」と言われた事も大きかったと思います。
そして妊活をやめた後、暫く穏やかに過ごしたのですが事件が勃発します。
2023年8月
夫の携帯を何気なく見たら「○○(会社近くの駅名) デリヘル」という検索履歴がありました。
私は再三、風俗もアウトだと伝えておりましたし、私自身が嫌だと言うのも伝えていました。再構築から2年、3年目を迎えた直後にコレはかなり衝撃的ではありました。一度、それを決行する日であろう日が分かっていたのでわざと付いていった事があります。その日は思惑通り、デリヘルを利用できずに帰宅してましたが・・・その後別日に別の場所でデリヘルを利用した事が発覚。店舗への連絡、斡旋の依頼、利用後の感想などやり取りの履歴を見ました。
それを見た直後は、再構築を頑張っている最中でしたのでかなりショックを受けました。検索履歴を見た時は言えませんでしたが、利用した履歴を見た時は夫にその話をしました。
私からその話をされた後、夫の態度は酷いものでした。
相変わらず携帯電話を見られたという被害ヅラ。(見える様にしてたのは知っていたのに)過去の不倫女を忘れる為だったという謎の理由。ここまで「出会い系」「メンズエステ」と前科がある夫。今回のデリヘルがそこに追加され、問い詰めた時の態度を見て私の中でプツリと何かが切れる音がしました。
それはもう堪忍袋の緒ではありません。
私は元々人に対して諦めの悪い人間です。どんなに色んな人が匙を投げる様な場面でも、中々その匙を投げる事が出来ない人間です。夫に対してもそうでした。信じる事は出来なくても心の何処かで期待して、今度こそ今度こそ、と変わってくれるのではないか?と思ってました。それでも裏切られた心の傷は深く信じる事が出来ないので、疑う毎日でありましたが。
そんな私ですが、夫に対してだけではなく頑張ってもどうにもならない人と対峙した時、「どうでも良いわ」となる瞬間があります。そうなると秒速で匙を投げます。今まで投げようと思って振りかぶっても中々その手から離す事が出来なかった匙を驚く速さで投げます。
この時、夫に対して「何かが切れる音がした」のは匙を投げた音だったのです。
何度も何度も信じては裏切られ、不倫こそは再熱してませんが嫌がる事を多々されてきました。再構築はサレ側が我慢する事が多いですが、積み重なった行為で「ああ、この人は一生このまま何度も繰り返すんだろうな」と思い、「どうでも良いや」という境地に入りました。
匙を投げてしまった私はとても強いです。どうでも良いので怒りもわきません。デリヘルの事で私はそれまで夫に強いて来た誓約を全て解除しました。携帯もみません。好きにしたら良い。興味ない。と言い、物理的にも若干距離を取る様になったと思います。
そしてこれが本当に今までが嘘だったかの様に私が楽になったんです。
もう期待しない、信じない、そう思ったら最初から信じてないので疑わなくなったんです。それが本当に1番楽になった所。無駄に心をすり減らして疑心暗鬼になってるのが1番疲弊するので、それがなくなった事が1番心を軽くしました。
夫の事はどうでも良くなっただけで嫌いになった訳ではないので、日常的には今まで通り、ご飯も作るし他愛のない会話もするし、コミュニケーションも普通にとります。
それでも色々もう良いと宣言したのと、物理的に距離を若干とったので夫も今までとは違う違和感を感じた様で・・・
私がそうなってから暫くは帰宅すると必ず携帯電話を差し出して「見て良いよ」と言われました。「携帯なんて実際消せば何とでもなるから見ない。興味ない」と言って私は見ませんでしたが。更にあまり夫は元々自分から私に近寄ってくるタイプではなかったのに、凄い寄ってくる様になりました。
何なんでしょう?よっぽど私の塩対応が嫌だったんでしょうか?
しかしながら私の心は「在り方」を変えてしまったので、夫に携帯を見せられても寄られても「わぁ!嬉しい!安心する!」等にはなりません。
再構築3年目。
私はようやくここで「自分軸で生きる」ことに到達出来ました。
夫が何をしようが私が振り回されず自分軸で生きれる。これってサレ側は本当に難しくてここに辿り着くのは中々至難の業に思えます。だって信じたいから、期待したいから、希望を持ってるから再構築を望む人が大半ですから。
でもこれは私は悪い事ではないと思います。サレ側が「自分軸で生きる」これが本当の意味で再構築には大切なのかも知れません。サレ側だけが精神をすり減らして我慢して、何度も傷ついてを繰り返していては、サレ側だけが消費していきます。勿論、きちんと向き合い共に頑張ってくれるシタ側もいますが、私が見てる限りはごく一部の方に限られてる気がします。
やはりシタ側は根本的に根付いている通常の人には理解し難い「サイコパスな部分」があります。大概の人が繰り返す、と言いますがそれはあながち間違いではなく、不倫だけではなくパートナーが嫌がる事を平気で繰り返してしまうのです。それゆえに再構築をする上でサレ側の心労は想像を絶するものがあります。だからこそ、いつか「自分軸で生きれる心の在り方」が習得出来た時、サレ側がようやく心穏やかに日々を過ごせるようになると思います。
これは決して無理強いでも無理やりでも出来る事ではありません。自然とそのようにいつか思える日、タイミングがあると思いますので、いつかそんな風に出来たら良いな、とサレ側の皆さんが希望の様なお守りの様なそんな気持ちで「いつか自分軸で生きる」と言う事を胸に秘めていけたら、と。
そんなこんなで、私自身は再構築3年目にしてようやく自分軸で生きる事が出来る様になりました。夫への執着はなくなり、関心が全くない訳でも嫌いなわけでもないので日常はとても平和になりました。夫もまた私からの異常な執着や管理がなくなった事でストレスが減り、日々の会話、表情、行動など大分穏やかになった気がします。
そして私は夫への惜しみない愛を夫に向ける事がなくなったので、愛でるべき存在が欲しいと思いました。
そう、猫です。
元々猫好きではありましたが、これを機会に猫を飼う事にしました。
その為にはまず引っ越しをしなければ飼えません(当時の賃貸はペット不可)なので、猫を飼うために家を探し始めました。
当初、夫はあんまり前向きではなかったのですが、今回は賃貸を借りるのではなくマンションの購入を私は強く勧めました。今後子供が生まれる事もなく私と夫と2人で生きていく人生、安住の終の棲家を決めても良いと思いました。夫が前向きではなかったのは、賃貸派だったからの様です。しかし探してみると私が住んでいる地域は、古いマンションが多く築浅がほぼなく当時の家から近い場所に1件あったので、とりあえず見に行ってみる事に。
すると思いのほか、私よりも夫がとても気に入り、他にも何件か周り再度その物件を見に行きあれよあれよという間に2か月たらずでマンションの購入が決まりました。正直これはちょっと意外な展開でした。夫も転職し給与が大幅に上がった事が更に自信になったようでした。
そして2023年11月に引っ越し。
12月には猫探しを始めて一番最初に訪問したブリーダーさんの猫ちゃんに私が一目ぼれ・・・まさかの当日お迎えを果たしました(準備は万端でした)
2023年12月23日
ちょっとだけ早いクリスマスプレゼント
可愛い可愛い猫ちゃんが我が家の一員になりました。TOP画の写真がうちの姫「くるみ」ちゃんです。
くるみが家族となって早8か月弱・
とても穏やかな8か月でした。夫も想像以上にくるみにメロメロの溺愛ぶり。まぁまぁイラっとくる事はありますが、それでも自分自身の心の在り方が変わり、自分軸で生きて自分に対しても夫に対しても変化し、愛でるべき最愛の娘に出会え共に生きる事が出来、なんだかようやく再構築をして4年目にして心から幸せだと思える時間が多くなった気がします。
とても穏やかな日々でした。
とにかく猫が可愛い。猫が可愛すぎて生きてるだけで幸せ。そんな日々でした・・・が。
先月7月の話
夫が突然「適応障害」になりました・・・・( ;∀;)エー!!
後半に続きます。