誰も幸せになれないもの
離婚宣告をされて不倫の事実を知り耐えに耐えて、証拠を手に入れようやく耐え忍んだ日々とおさらばして対面するまで、不倫は数か月の話だと正直思ってました。
その根拠としては夫は本当に外出しない人間で、コロナ禍というのも更に拍車をかけ殆ど家にいたからです。それに女の連絡用Twitterが2021年3月に作成されていたので、そこまで長い期間ではないのではないかと思ってました。
それが一年近く・・・・
ショックでした。
2020年8月はコロナが流行りだし色んな事が不安で溢れていた時期です。そこで支え合うのではなく楽な方に逃げていた夫。
優しく声をかけてくれてたあの頃から裏切っていたなんて。
深いため息しか出ませんした。
その中でもよく攻撃的ならずにいられたな、と当時の自分を振り返ると称賛しか出てきませんね(;^_^A
夫が相手女性を庇おうとする中私は
私「私は夫君の気持ちも汲んであげたい。今向こうに気持ちがいってるから守ってあげたいって思うのも分かる(本当は分からん)それでもさ・・・残念ながら(夫君と)夫婦なのは私だからさ。」
夫「・・・」
私「申し訳ないけど、夫君が今一番に守らなきゃいけないのは私だから」
夫「・・・」
私「これで・・・私が死んだらどうするつもりだったのかな?」
私はずっと本気で死にたく感情に取りつかれていたし、それを夫は見て知っていたはず。本気にはしてなかったかも知れないし、ちゃんと見てなかったから本気度は伝わってなかったかも知れませんが。だからこれは素朴な疑問でもありましたね。あの時私が本当に死んでいたらどう思ってたのか。
私「何とも思わないか?邪魔者がいなくなったぜ~とか位しか思わなかったのかね」
夫「・・・」
私「・・・自分で言ってって悲しくなってきたわ」
夫は黙ったままでした。
私「まぁ・・・流石に私も今ちょっとショック受けてるから口調強めになっちゃたけど・・・まぁ・・・時間かけてくしかないよね」
夫「・・・」
私「・・・最初から本気だったの?遊びのつもりだったの?」
夫「最初は・・・離婚までは考えてなかった」
私「離婚とか考え始めたのは?」
夫「ichikoが(俺の)扶養に入った頃かな」
私「・・・なんていうか夫君の言葉ってすっげぇ信憑性ないんだよね。今」
夫「じゃあ何を言っても無駄じゃん」
私「いや、こうだったって事実は入って来るんだけど、過去に言ってた事?」
夫「例えば?」
私「例えば~・・・離婚切り出した時期とか悩んで悩んでたまたまその(最悪なタイミングの)時期になっちゃったとかさ、あの頃は俺は頑張ってたんだ、とかさ」
結局そうなんですよね、不倫されてた時点で相手が今まで私に言ってた言葉って一気に信憑性無くすんです。去年の8月から不倫してて、11月頃から離婚とか考える様になって、たまたま体外受精するタイミングで離婚切り出しちゃったんだ~その前までは俺頑張ってたんだって言われてた、そうなんだって言える訳ないですよね。どの口が言ってたの?ってしか思わないです(;^_^A
私「去年の八月なんて私に子供子供って言ってた時期だよね」
夫「前にも言ったけど・・・とっくに気持ちは離れてて・・・今俺が何言っても嘘くさく聞こえると思うけど・・・(気持ちが離れてても)夫婦として頑張っていこうって思ってて、でも二人では頑張れる気がしなくて・・・子供がいればって思ってた」
私「・・・でもさぁそれってどっちに対しても失礼じゃない?」
私「夫君はさぁ彼女の事大事にしてたつもりかもしれないけど、愛人って立場にしてる時点で大切にしてないって分かってる?」
夫「そうだね」
私「彼女も大切にされてるって思ってるかもしれないけど、愛人て立場がどれだけ大切にされてないか分かってないよね?」
↑本当にこれなんですよ。不倫してる脳みそってこんな簡単な事が分からないんです。「愛人」という立場に置く、という事は大切にしてない、置かれるという事は大切にされてない、これが事実。それ以上もそれ以下もないのにお花畑連中はその事実を見ようともしない。
私「だってこうやって慰謝料請求される立場にされてるんだもん。まぁ(相手の女も)自分で選んでそこにいるんだけど」
私「夫君は大切の仕方が間違ってる」
夫「・・・」
私「仮にその時子供が出来てたらどうしてたの?」
夫「どういう意味?」
私「子供が例えば出来てたらその女ともスッパリ切れて終わってたって事?」
夫「そうだね」
私「いや私は夫君は結局逃げてたと思うな。子どもがいても。」
夫「・・・」
私「もうそういうのやめようよ。嫌な事からそうやって逃げるの。皆を傷つけるだけだよ」
夫「・・そうだね」
私「まぁ彼女は楽しかったから良いんじゃない?」
私「彼氏とも仲良くやってるんじゃないの?彼女。一緒にゲームしたりさ。それとこれとは別なのかね」
夫「・・・一緒に暮らす分には良いけど、(彼氏の)収入が安定しないってのがね」
私「フリーランスだからまぁ分からなくはないけど・・・夫君は会った事ないの?」
夫「ないよ」
(流石にそこまで無神経ではなかった)
私「変な話だけど、彼女は彼氏とセックスレスだったの?」
夫「・・・そうみたい」
私「へぇ~・・・いやどっちともエッチしてたら凄いな、って思って。子ども出来たらどっちの子が分からないじゃん」
私「どの道危ない橋渡ってたよねぇ~」
夫「そうだね」
私「来週の(夫君の)誕生日もお祝いするつもりだったんじゃないの?」
夫「約束はしてなかった。物貰ったって困るし」
私「ふーん」
本当は私、探偵依頼を誕生日付近にしようと思ってたんですよ。それより前にチャンスが到来したので依頼しましたが、誕生日付近会う約束してなかったてのはちょっと意外でしたね。嘘かも知れないけど。とりあえず誕生日付近に勝負かけなくて良かったって思いまいた(;^_^A
私「(夫君の)メンタル大丈夫?」
夫「・・・いや・・・まぁ・・・でもichikoにそれ以上に辛い想いをずっとさせてきて、あっち(相手女性)にもこれから辛い想いさせるから・・・俺のメンタルがどうとか言ってられない・・・」
私「まあ・・・そうね」
私「彼女にはもう連絡したの?」
夫「まだ仕事中だろうから・・・仕事終わる頃に送るよ」
私「ああそう。・・・どう反応するのかなぁ~・・・」
夫「分からん・・・」
私「色んな専門家の人に聞くと色んなタイプがいるらしいからなぁ~・・」
夫「まぁ・・・どういう反応見せるかは分からないけど・・・」
私「まぁ夫君から連絡来たら流石に逃げないか」
夫「そうだね・・・一応夜の八時くらいには終わるからその時に連絡する」
私「分かった」
私「ああ~そういえば去年位から夫君服装とか気にしだしたもんね」
夫「それはあんまり関係ない」
私「へぇ~結構あるらしいよ。急に無頓着だったのにオシャレになろうとする人って不倫してる事」
夫「俺はそれより30になる前に色々変えたいって思ったから・・・(不倫は)関係ないよ」
私「30までにステップアップしたかったって事かな」
夫「そうだね・・・子供とかもそれ位には欲しかった」
私「ふーん・・・私はさぁ『やっぱり俺は子供が欲しい』って言われたのが一番傷ついたよ」
私は2019年末に妊娠、流産しててその前に一年間の妊活をしてました。自身が望んでおろした訳ではなく、流産した辛い経験を持つ人間です。その私に対してその言葉がどれだけ鋭利だったかをちゃんと夫には考えて欲しかったので言いました。
私「まぁ・・とりあえず他に思い出す事があったらその都度言ってよ。」
夫「分かった」
私「ご飯どうする?」
時刻は19時を回ってました。どう見ても夫は憔悴しきってたので食欲なさそうでしたが。私は元々この時ご飯殆ど食べれてなかったので、夕飯はどうでも良かったんですけど。そこで一旦話は終わりました。
そして20時過ぎに夫は相手女性へ連絡
21時頃相手女性から返信あり
相手女性からは「分かりました」とあり、6月14日月曜日に会う事が決まりました。
夫は彼女からの連絡が来る前も来たあともずっとそわそわしてました。落ち着かない感じでずっと私に話しかけてきました。こんな風に二人でずっと話をするのも久しぶりに感じました。まだ何も終わってないけど、この二人の他愛のない時間がやっぱり好きだなって思ったり。
まぁ・・・ここまで謝罪ないですけどね!!!
次回に続きます