【3/8】1ドル=147円に急加速!円高に進んだ背景とは?
本日のToday's Topicは、約1ヶ月ぶりに1ドル=147円台をつけた背景についてです。
今日も様々な投資に役立つ情報をコンパクトにまとめましたので、ぜひ最後までお読みください。
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Today’s Topic
日銀の金融政策決定会合が18〜19日に開催されます。その上で、市場が徐々にマイナス金利解除に動く可能性について強く意識されており、7日の東京外国為替市場では、1ドル=147円台まで円高ドル安が進みました。
この影響で、昨日の東京株式市場では、輸出関連銘柄の売りが目立ち、日経平均株価は一時、前日比500円超まで売られる場面も見られました。
マイナス金利解除の可能性として、市場では3月という意見も増えてきており、遅くとも4月には解除が現実味を帯びていると言われています。仮に18−19日の日銀金融政策決定会合でゼロ金利解除となった場合、短期金利が上昇することが想定されます。
今年、アメリカは日本と逆に利下げのタイミングを探っています。よって、金利変動→為替影響→株式市場への影響を視野に、投資家は色々と考えていく必要がありそうです。
現在もドル円は147円90銭付近での推移となっています。今日の東京株式市場はどのような動きになるでしょうか。
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昨日の日米主要指数の振り返り
主要指数は一覧表にまとめています。
07日の日本株市場
東証プライムの売買代金は概算で5兆9212億円、売買高は21億2419万株、値上がりは675銘柄、値下がり銘柄数929銘柄、横ばいは52銘柄となりました。約56%が値下がりとなりました。
日経平均株価は反落し、前営業日比492.07 (1.23%)安の39,598.71円で引けました。米株高の流れを引き継いで、朝方は最高値を更新しました。買い一巡後は、牽引していた半導体関連株の利確売りや、円高急伸により輸出関連株のトヨタなどが売られたことで、10時過ぎに節目の4万円を割り込み、今年最大の下げ幅となりました。
08日の日本経済カレンダー
・8:30 1月全世帯家計調査・消費支出(前年同月比)
・8:50 1月国際収支・経常収支(季調前)
・8:50 1月国際収支・経常収支(季調済)
・8:50 1月国際収支・貿易収支 ★
・14:00 1月景気先行指数(CI)・速報値
・14:00 1月景気一致指数(CI)・速報値
・15:00 2月景気ウオッチャー調査-現状判断DI
・15:00 2月景気ウオッチャー調査-先行き判断DI
07日の米国株市場
ダウ工業指数は続伸し、前営業日比130.30 (0.34%)高の38,791.35ドルで引けました。米雇用関連指標と週間の新規失業保険申請件数が、市場予想を上回らなかったことを受けて、寄り付きから買いが優勢となりました。8日に米2月の雇用統計の発表を控えており、結果を見極めたいとの動きから上値の重い展開となりました。
ナスダック総合指数は続伸し、前営業日比241.83 (1.51%)高の16,273.37ptで引けました。市場を牽引している半導体関連株のエヌビディアやTSMCを筆頭に上げ幅を拡大したことで、指数押し上げに寄与しました。
08日の米経済カレンダー
・22:30 2月非農業部門雇用者数変化(前月比) ★★
・22:30 2月失業率 ★★
・22:30 2月平均時給(前月比) ★★
・22:30 2月平均時給(前年同月比) ★★
08日7時現在のドル円相場
1ドル=147.90-147.91円で推移。日銀のマイナス金利解除に関して市場が強く意識しはじめたことに加えて米長期金利の低下を受け、日米の長期金利差が縮小したことで円買いが強まり、2月7日ぶりの1ドル=147円台となりました。
以上、私の市場振り返りとワンポイントコメントです。最後までお読みいただきありがとうございました。今後の投資の情報としてお役立てください。
※「今朝の投資知恵袋」で提供する情報は、投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
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