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【7/11】 市場を読み解く!今日の知恵袋

今日も様々な投資に役立つ情報をコンパクトにまとめましたので、ぜひ最後までお読みください。

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10日の日本株市場

東証プライムの売買代金は概算で4兆7650億円、売買高は18億9666万株、値上がりは638銘柄、値下がり銘柄数は931銘柄、横ばいは75銘柄となりました。約56%が値上がりとなりました。

日経平均株価は続伸し、前営業日比251.82円(0.61%)高の41,831.99円で取引を終え、史上最高値を更新しました。米国のハイテク株の上昇により、海外投資家の日本株買いが増えたためです。利益確定売りが出る場面もありましたが、後場には上げ幅を広げました。東証株価指数(TOPIX)も最高値を更新し、日経平均と共に「ダブル最高値」を達成しました。今週はETF分配金捻出による売り圧力も予想されています。

11日の日本経済カレンダー

8:50 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
8:50 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
8:50 5月機械受注(前月比) ★
8:50 5月機械受注(前年同月比) ★

10日の米国株市場

ダウ工業指数は反発し、前営業日比429.39ドル(1.09%)高の39,721.36ドルで引けました。これは5月下旬以来の高値です。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が議会証言で金融引き締めに慎重な姿勢を示したため、買い安心感が広がりました。エヌビディアやマイクロン・テクノロジーなど半導体株が上昇し、投資家心理を支えました。個別ではホーム・デポやトラベラーズ、スリーエムが上昇しましたが、ビザやウォルト・ディズニーは下落しました。

ナスダック総合指数は7日続伸し、前営業日比218.15pt(1.18%)高の18,647.44ptで取引を終えました。これで7日連続の最高値更新となります。半導体株のほか、メタプラットフォームズやアルファベットが上昇し、テスラは11日続伸しました。

11日の米経済カレンダー

21:30 6月消費者物価指数(CPI)(前月比) ★★
21:30 6月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) ★★
21:30 6月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比) ★★
21:30 6月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比) ★★
21:30 前週分新規失業保険申請件数 ★
21:30 前週分失業保険継続受給者数 ★
27:00:00 6月月次財政収支 ★

11日8時現在のドル円相場

1ドル=161.59-161.60円で推移。
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の米議会証言後、米長期金利の低下が一服し、日米金利差に着目した円売り・ドル買いが優勢でした。国内実需筋のドル資金調達が活発だったことも円相場を下押ししました。また、日経平均株価の最高値更新による投資家心理の強気傾向も円売りを促しました。

以上、私の市場振り返りとワンポイントコメントです。最後までお読みいただきありがとうございました。今後の投資の情報としてお役立てください。

※「今朝の投資知恵袋」で提供する情報は、投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。

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