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【1/12】日本市場の合計時価総額が中国市場を抜いてアジア首位

【1/12:市場を読み解く!今日の投資知恵袋】

本日のToday's Topicは、株式市場の時価総額でアジア首位を奪還した日本株市場について、私の視点から考えをまとめました。

今日も様々な投資に役立つ情報をコンパクトにまとめましたので、ぜひ最後までお読みください。

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初めに日本の市場(株式市場、経済カレンダー、債券市場、日経平均先物)を振り返り、その後、米国市場(株式市場、経済カレンダー、債券市場、VIX指数および外国為替市場の推移)について振り返ります。米国市場の動きは日本株にも影響を及ぼします。日本株に投資をする人も、米国の株式市場、為替市場のドル円推移には特に注視するようにしてください。

【Today’s Topic】

東京証券取引所に上場する株式のドル建て換算の合計時価総額が、アジア首位の中国上海証券取引所を上回り、およそ3年半ぶりに首位を奪還したようです。

中国経済の先行き不透明なことで株式市場が軟調な一方で、日本株市場の堅調な推移と海外マネー流入に向けた取り組みが海外投資家にも受け入れられているようです。まず過去1年の株価指数の推移を見てみると以下のようにその差は歴然です。

出所:Googleファイナンス

今年に入り、その勢いは根強く、約34年ぶりに35,000円台を回復し、東証の時価総額は11日現在917兆円(ドル換算では6.32兆ドル)となり、市場最高額を連日で更新しています。

ちなみに日本株市場の日々の売買をしている約7割は外国人投資家と呼ばれる機関投資家(株式や債券等で運用を行う大口投資家のこと)です。外国人投資家が日本株市場にこれまで以上に注目し、また期待していることは待ちがなさそうです。

資産運用立国元年の日本がより成長できる1年になることを期待するばかりです。


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【11日の日本株市場】

日経平均株価は続伸となり、前営業日比608.14円(1.77%)高の 35,049.86円で終えました。

出所:SBI証券

東証株価指数(TOPIX)は続伸し、前営業日比38.39pt(1.57%)高の2,482.87ptで終えました。

出所:SBI証券

東証プライムの売買代金は概算で4兆7912億円、売買高は18億4940万株、値上がりは1064銘柄、値下がり銘柄数548銘柄、横ばいは45銘柄となりました。約64%が 値上がりとなりました。

日経平均は4営業日続伸となりました。半導体のエヌビディアが連日、上場来高値を更新した影響を受けて、東京エレクトロンやアドバンテスなどの半導体関連銘柄に買いが集まり、約33年11ヶ月ぶりに高値を更新しました。

【12日の日本経済カレンダー】

重要イベントは次の通りです。

【11日の日本債券市場】

日本10年国債の利回りは0.598%で終えました。

【11日のCME日経平均先物】

シカゴマーカンタイル取引所のCME日経平均先物は、前営業日1055.00円高の34,940.00円で終えました。

【11日の米株式市場】

ダウ工業平均は続伸し、前営業日比15.29ドル(0.04%)高の 37,711.02ドルで終えました。

出所:SBI証券

ナスダック総合指数は続伸し、前営業日比0.54pt(0.00%)高の14,970.18 ptで終えました。

出所:SBI証券

ダウ工業指数は続伸となりました。朝方に発表された米消費者物価指数(CPI)は小幅ながら市場予想を上回り、寄り付き直後は史上最高値を更新する場面も見られました。買い一巡後は手じまい売りでマイナス圏に落ち込むも、引けにかけて買い戻されて小幅高で取引を終えました。

ナスダック総合指数は5営業日続伸となりました。半導体のエヌビディアは連日の高値更新したほか、マイクロソフト(MS)は約1ヶ月半ぶりに高値を更新しました。MSは、アップルの時価総額を抜き、世界首位の時価総額に躍り出ました。

【12日の米経済カレンダー】

重要イベントは次の通りです。

【11日の米国債券市場】

10年物国債利回りは3.975%で終えました。

【11日のVIX指数(恐怖指数)】

VIX指数は前営業日比1.97%下落し、12.44となりました。

出所:SBI証券

【12日6時現在のドル円相場】

米国の長期金利低下を受けて、日米金利差の縮小が意識されたことで、円買い・ドル売りの動きとなりました。

出所:SBI証券

米国の長期金利低下を受けて、日米金利差の縮小観測から円買い・ドル売りとなりました。

以上、私の市場振り返りとワンポイントコメントです。最後までお読みいただきありがとうございました。今後の投資の情報としてお役立てください。

※「今朝の投資知恵袋」で提供する情報は、投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。

日々コツコツ継続することは大変ですが、この「市場を読み解く!今日の投資知恵袋」では、押さえておきたいポイントをコンパクトにまとめ、投資に役立つ知恵を日々養うことが目的です。投資は自己判断でお願いいたします。

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