【4/20】毎年6月から株価は下落!投資格言は信じる?
本日のToday’s Columnは、アノマリーについて。みなさんは、アノマリーという言葉を聞いたことがあるでしょうか。そして、そのアノマリーを信じますか?みなさんの知っているアノマリーがあったら、コメント欄で教えて下さい。
今日も様々な投資に役立つ情報をコンパクトにまとめましたので、ぜひ最後までお読みください。
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Today’s Topic Column
“Sell in May and go away”という米国の格言があります。日本語で言えば、“5月に売り逃げろ” です。これは、どういう意味があるのかというと、株式相場は1月から5月にかけて上昇し、6月から下げる傾向があるので、5月には株式を売り、株式相場から離れたほうが賢明な判断だという意味です。
ただ、この格言にはその後があります。“But remember to come back in September” 日本語では、“でも、9月には相場に戻ってくることをお忘れなく” です。
株式相場は1−5月に上昇しやすく、9月頃には底値を迎えるので、その頃戻って来るべきだということなのですが、これはあくまでもアノマリー(Anomaly)の1つです。アノマリーとは、理論の枠組みでは説明することができないけれども、経験から観測できるマーケットの規則性のことをいいます。
みなさんは、アノマリーを信じますか?
昨日の日米主要指数の振り返り
主要指数は一覧表にまとめています。
19日の日本株市場
東証プライムの売買代金は概算で5兆4658億円、売買高は5兆4658億株、値上がりは86銘柄、値下がり銘柄数は1554銘柄、横ばいは12銘柄となりました。約94%が値下がりとなりました。
日経平均株価は反落し、前営業日比1,011.35円(2.66%)安の37,068.35円で引けました。19日午前中にイスラエルがイランに報復攻撃をしたと報じられたことに加え、半導体受託生産のTSMCが今年の半導体の見通しを下方修正したこともあり、半導体関連株は大幅下落となりました。プライム市場全体では約94%の銘柄が下落しており、中東情勢の影響によるリスクを避けた動きとなりました。
22日の日本経済カレンダー
重要なイベントはありません。
19日の米国株市場
ダウ工業指数は続伸し、前営業日比211.02ドル(0.56%)高の37,986.40ドルで引けました。イスラエルによるイランへの報復攻撃は限定的との見方が広がり、リスクを避けた売りが落ち着きました。決算発表を行ったアメリカン・エキスプレスが市場予想を上回ったことに加え、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は24年度の通期見通しを上方修正したことで、一部のディフェンシブ銘柄に買いが集まり指数押し上げに寄与しました。
ナスダック総合指数は続落し、前営業日比319.48pt(2.05%)安の15,282.01ptで引けました。FRBによる利下げ開始時期が不透明なこともあり、金利上昇に敏感なハイテク株が売られ、今まで市場を牽引してきたエヌビディアは10%下落しました。
22日の米経済カレンダー
重要なイベントはありません。
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20日7時現在のドル円相場
1ドル=154.63-154.65円で推移。イスラエルによるイランへの報復攻撃が報じられたことで、リスクを避けた円が買われる場面がありましたが、イスラエルの攻撃は限定的な見方が広がったことで再び円安・ドル高に推移しました。
以上、私の市場振り返りとワンポイントコメントです。最後までお読みいただきありがとうございました。今後の投資の情報としてお役立てください。
※「今朝の投資知恵袋」で提供する情報は、投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
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