【7/25】 市場を読み解く!今日の知恵袋
今日も様々な投資に役立つ情報をコンパクトにまとめましたので、ぜひ最後までお読みください。
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25日の日本株市場
東証プライムの売買代金は概算で3兆8657億円、売買高は16億4730万株、値下がりは1499銘柄、値上がり銘柄数は122銘柄、横ばいは24銘柄となりました。約90%が値下がりとなりました。
日経平均株価は小幅に6日続落し、前営業日比439.54円(1.11%)安の39,154.85円で引けました。これは、外国為替市場での急速な円高進行が輸出関連株の下げを招いたためです。円相場は1ドル=154円台前半まで上昇し、これに伴い株価指数先物に売りが出ました。前日の米株安や米株価指数先物の下落も影響しました。東証プライム市場では値下がり銘柄が9割に達し、全面安の様相でした。ファストリやソフトバンクグループが安く、ホンダやスズキも売られましたが、スクリンや中外薬などは上昇しました。
25日の日本経済カレンダー
8:50 6月企業向けサービス価格指数(前年同月比)
8:50 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
8:50 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
24日の米国株市場
ダウ工業指数は続落し、前営業日比504.22ドル(1.25%)安の39,853.87ドルで引けました。大型ハイテク株の決算発表後、テスラやアルファベットが急落し、他のハイテク株にも売りが広がりました。テスラの株価は12%下落し、アルファベットの広告収入の伸び悩みも影響しました。市場ではハイテク銘柄の決算が期待に届かず、投資家心理が冷え込むとの懸念が広がりました。ニューヨーク連銀前総裁のビル・ダドリー氏は利下げ開始を提案し、7月の米製造業PMIの低下も景気減速への懸念を高めました。一方、ディフェンシブ株は上昇しました。
ナスダック総合指数は続落し、前営業日比654.93pt(3.64%)安の17,342.41ptで引けました。下落率は2022年10月以来最大でした。特にエヌビディアとメタプラットフォームズの下げが目立ちました。
24日の米経済カレンダー
21:30 4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比年率) ★★
21:30 4-6月期四半期GDP個人消費・速報値(前期比年率) ★
21:30 4-6月期四半期コアPCE・速報値(前期比年率) ★
21:30 前週分新規失業保険申請件数 ★
21:30 前週分失業保険継続受給者数 ★
21:30 6月耐久財受注(前月比) ★
21:30 6月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比) ★
25日8時現在のドル円相場
1ドル=153.73-153.74円で推移。
一時153円11銭近辺まで上昇し、5月上旬以来約2カ月半ぶりの円高・ドル安水準となりました。日米の金融政策の転機が近づいているとの見方から、円売り・ドル買いの持ち高が解消されました。ロイター通信によると、日銀の金融政策決定会合で追加利上げの議論が行われるとの報道があり、自民党の幹事長も利上げに言及しました。市場では、日銀が国債購入の減額や利上げを決定するとの期待が高まっています。一方、米FRBは9月に利下げを始めるとの見方が強く、円の安値は154円22銭でした。
以上、私の市場振り返りとワンポイントコメントです。最後までお読みいただきありがとうございました。今後の投資の情報としてお役立てください。
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