株式分割を実施する銘柄の買い時はいつ?
【2/3:市場を読み解く!今日の投資知恵袋】
本日のToday's Topicは、川崎汽船の株式分割と増配について、取り上げます。今年も株式分割および増配する銘柄が増えると思っています。どのように分割する銘柄に注目するかについて、最後に私の考えをまとめました。
今日も様々な投資に役立つ情報をコンパクトにまとめましたので、ぜひ最後までお読みください。
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初めに日本の市場(株式市場、経済カレンダー、債券市場、日経平均先物)を振り返り、その後、米国市場(株式市場、経済カレンダー、債券市場、VIX指数および外国為替市場の推移)について振り返ります。米国市場の動きは日本株にも影響を及ぼします。日本株に投資をする人も、米国の株式市場、為替市場のドル円推移には特に注視するようにしてください。
【Today’s Topic】
川崎汽船が3月31日時点の株主を対象に、1対3の株式分割を実施します。
2月2日時点での終値は6,986円で、配当利回りが5.73%と高配当銘柄です。
現段階でこの配当利回りですが、増配も合わせて発表しています。
このように、投資する1株あたりの株価を引き下げることで、投資家が買いやすい水準になり、より多くの投資家層を囲い込むことができます。これは、川崎汽船に限らず、株式分割を行う企業の全てに当てはまります。
また川崎汽船は、期末配当は前回予想の100円から150円に増額されます。よって、2024年3月期の年間配当は従来予想の200円から250円になります。
このように、株式分割および増配する企業が2024年も増えるのではないかと予想しています。見極め方として、1株の値段が5000円を大きく上回り、業績がしっかりとしている銘柄に注目すると良いのではないかと思います。
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【02日の日本株市場】
日経平均株価は反発となり、前営業日比146.56円(0.41)高の 36,158.02円で終えました。
東証株価指数(TOPIX)は反発し、前営業日比5.64 pt(0.22%)高の2,539.68ptで終えました。
東証プライムの売買代金は概算で4兆6801億円、売買高は17億6861万株、値上がりは843銘柄、値下がり銘柄数759銘柄、横ばいは56銘柄となりました。約51%が値上がりとなりました。
日経平均は反発となりました。昨日の米市場で長期金利低下を受けてハイテク株の上昇を受けて、半導体関連が軒並み上昇し指数の押し上げに寄与しました。昨夜発表予定の米雇用統計の結果を見極めたい雰囲気から、午後は伸び悩みました。
【05日の日本経済カレンダー】
重要イベントはありません。
【02日の日本債券市場】
日本10年国債の利回りは0.661%で終えました。
【02日のCME日経平均先物】
シカゴマーカンタイル取引所のCME日経平均先物は、前営業比380.00円高の36,255.00円で終えました。
【02日の米株式市場】
ダウ工業平均は続伸し、前営業日比134.58ドル(0.35%)高の 38,654.42ドルで終えました。
ナスダック総合指数は続伸し、前営業日比267.31pt(1.74%)高の15,628.95ptで終えました。
ダウ工業指数は続伸となりました。昨日発表の米雇用統計(非農業部門)が市場を大きく上回ったことで、利下げへが遠のいたとの見方が広がりマイナス圏でのスタートとなりました。売り一巡後は、一時400ドルを超える上昇となり、プラス圏で終えました。
ナスダック総合指数は続伸となりました。前日にAmazon、Metaが決算発表を行い、市場予想を上回る結果となり、Metaは上昇後初の四半期配当の実施を決めたことが好感され株価は20%上昇したほか、Amazonも7%の上昇となり指数押し上げに寄与しました。
【03日の米経済カレンダー】
重要イベントは以下の通りです。
【02日の米国債券市場】
10年物国債利回りは4.028%で終えました。
【02日のVIX指数(恐怖指数)】
VIX指数は前営業日比0.21%下落し、13.85となりました。
【03日7時現在のドル円相場】
外国為替市場におけるドルの推移ですが、1ドル=148.37-148.40
円での推移です。
2日に発表となった米雇用統計(非農業部門)で労働市場の底堅さが意識され、FRBの早期利下げ観測が低下したことで、米長期金利は4%台に上昇し、ドル買いが進んだことで円安ドル高に推移しています。
以上、私の市場振り返りとワンポイントコメントです。最後までお読みいただきありがとうございました。今後の投資の情報としてお役立てください。
※「今朝の投資知恵袋」で提供する情報は、投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
日々コツコツ継続することは大変ですが、この「市場を読み解く!今日の投資知恵袋」では、押さえておきたいポイントをコンパクトにまとめ、投資に役立つ知恵を日々養うことが目的です。投資は自己判断でお願いいたします。
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