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普通のおじさんが税理士目指して25年もかかっちゃった件#57
さて、世間は三連休のようです。「わたし」はおそらく月曜日は仕事です。なぜなら1月は地味にきついから。
そもそも年末年始休みのあと、成人式で休日。休み癖が抜け切れていなくて勤務日数が少ないところへ年末調整のやり残し(昨年末に給料データをもらった会社)、法定調書合計表と給与支払報告書の送付、償却資産の申告、確定申告のご案内や年末調整のご請求書発送(独立してから)などやることが多いのです。
ちなみに法定調書合計表は現在は提出が強制(以前は強制ではなかったので出していない、ということもあった)ですので未対応はダメです。近年は法定調書合計表について未提出による調査もあります(税務調査と違ってあくまで法定調書に関する調査)。昨年、お客様に不動産の譲受の調書があるのでは?といった確認のお手紙が来ました。
正直あまり意味がない書類では?とは感じていますが強制なので仕方ないです。税務署は期限内に提出しているかチェックしています(税務署でバイトしたので)ので安易に期限後に提出するのはよくありません。
続きで償却資産について
償却資産の申告が結構厄介です。何故なら「過去がいい加減」だから。20年以上前は償却資産申告はかなりいい加減でした。何で資産持ってるだけで税金かかるんじゃい!固定資産税だって払っているのにまだ税金取るんかい!(今でもそう思いますが)という社長、税理士事務所が多く、そもそも申告していない、していても一部のみ申告しているといったケースがほとんどでした。
自治体も何となくそれに気付いて実地調査したんです。そしたら税収が爆上がり!みたいなことがあって各自治体とも償却資産税の課税強化に乗り出しました。さらに、国税の固定資産台帳を閲覧できるようになったりして、さすがに税理士事務所も無視できなくなり、「ちゃんとやろうぜ」的な感じです。ですが、いかんせん過去がいい加減なので申告して良いものといけないものがぐちゃぐちゃ、さらに登録してある資産の名前がいい加減で、他の事務所から移ってきたお客様の申告内容と固定資産台帳の付け合わせが全く意味不明、みたいな会社さんがあったりします。間違って申告してしまうとすぐ自治体から連絡があり、遡って修正して、という話になるので神経使います。「わたし」が作業している部分は全て申告しているのですが過去分の確認に気を付けないといけない会社さんは疲れますね。
ソフトをポチればほぼ申告書を作ってくれるのですが、新人さんの場合はこの引き継ぎ受けてないと大変なことになりますのでご注意ください(こんなこと書いて良いのかな?)。
以前勤務してた事務所で申告書をいつなっても提出しないので役所から現地調査しますって電話かかってきてた、とクレームの電話がありまして、代表が「償却資産は賦課課税でして・・・」等訳の分からない言い訳してお客さんに怒られてました。償却資産についてはご高齢の税理士ほど軽く見ている感覚があります。
我が家の年末年始
投稿したとおり、奥様がコロナに感染して隔離生活でした。家族じゅう何もできません。子供は年末年始休みの仕事ではないのですができる範囲で手伝ってくれました。「わたし」は奥様の食事の用意や家事、吐き癖のある高齢猫のブツの後始末。猫と一緒に居間で寝ていたので午前3時過ぎに「ご飯をください!」と2匹の鳴き合戦で起こされる。奥様とはLineでやり取りしていたのでこちらの都合と関係なくジャンジャンLine、ヘトヘトでした。今でも味覚が戻らないようで味見は「わたし」の仕事です。徐々に戻りつつあるようで元気になって良かったです。
でも、コロナ等をきっかけに普段の生活に支障がでてしまう方もいると思うと健康ってホント大事です。お互い50歳を過ぎているので今後何かのきっかけで介護が必要ということも十分あるし、ボケてしまうかもしれない。そうすると本人が一番大変だけど家族の生活が一遍してしまう可能性が大きい。「わたし」は自営業者なので今回は何とかなりましたが、家族の中に介護を必要とする人が出てしまうとご自身の職業を諦めるケースもあると思います。これから増々高齢化が進むとこういった問題が多くなるでしょうね。
在宅勤務を取りやめる企業が多くなってきているようで、賛否あるかと思いますが多様な勤務形態を本気で考えていかなきゃいけないでしょうね。今まで経験したことがない社会環境になるので大胆に考えて、現時点での常識で判断せず、先を見据えて働き方を社会全体で考えていくべきかと。
初詣は奥さんの実家のそばに日蓮さまで有名な本門寺っていうお寺に毎年行っていますが今年は行けていません。奥さんはおみくじ好きで、よく引くのですが吉以上、大吉を引くことも多いんです。
「わたし」ですか?凶なんです。柴又帝釈天で凶、悔しくて連続で引いたらまた凶、結局3回連続で凶。怖くなってそこでやめて、別の機会で浅草寺へ行ったので、おみくじ引いたらまた凶・・・。大凶ってのもありました。呪われてる?宮司さん(?)からおみくじの紙をもらう時に沢山渡すからこの番号は凶って判ってるんでしょうね、何か伏し目がちなんです。その雰囲気で、あ、これ凶だなってわかるんです。あまりにも不吉なのでおみくじは引かなくなりました。以前の事務所の代表に「凶なんて入ってるの!?見たことないよ!!」その方も事務所の運営は順調でしたし金運には恵まれてましたね。「わたし」、どうなることやら・・・。
さて、年も明けました
1月開講の経験者コースも始まりましたかね。この頃が一番精神的にきついでしょうか。学校でもこんなの知ってるよ!ってことばかりかと思います。
でも、厳しいことを言うと、ではゴールデンウィーク頃でも同じようにこんなの知ってるよ!って言えて成績が上位でしょうか?
そんなことなくて、いつの間にか成績中段、ヘタすると下段に埋もれてませんか?確申時期を過ぎて初学者コースの人たちと合流しても成績が上位になれなかったりしてません?
辛い・きついのは良~くわかります。でも不合格だった事実は変わらない、たとえ1点差であっても。だから気持ちを切り替えてやるしかないんです。1点差だったらあと1点分の努力をすれば良い!って前向きにとらえて奮い立ってください!
今年から税理士事務所で働き始めた方は先ほど書いたとおり、法定調書合計表や給与支払報告書(これを前の事務所は「キュウホウ」と省略する。これ主流ですか?「わたし」、長く勤めた事務所は省略しなかったので非常に違和感があります)の送付等々で忙しく、1月末から2月の第一週位までちょっと余裕があってその後確申モード全開。4月は遅れた月次作業を取り戻してゴールデンウィークになり、5月はただでさえ勤務日数が少ないのに3月決算法人の申告で大変。気付いたらもう試験本番となります。
確申終了までいかにモチベーションを維持するかがキモですね。学校は確申休みありますし、授業は何とか追いつけます。周りの受験生、特に税理士事務所で働いている人も同じように勉強できていませんので諦めないで勉強してください。晩年「わたし」は夜は勉強できない(精神的にも体力的にも)と割りきっていたので暗記を少しだけとか、ちょっとだけ問題解くだけとか重点を置いていませんでした。その代わりに朝1時間半ほど早く出勤してそこで勉強してましたね。あと、出勤時の電車内での理論暗記も効果的ですね(年取ると帰りの電車内はちときつい)。でも出来ないときは出来ないんです。前にも書きましたがそんな日は1フレーズだけでも、10分だけでも良いので理論暗記するとか何かしら作業してください。そして「今日は時間ない中、少しでも勉強した」と自分を褒めて自信をキープしてください。実力公開判定模試を目標に過ごせればそのままいけます。
あとがき
既に3,000文字を超えているのでこの位にしようかと思います。1冊本を読みましたNHK新書の「ホワイトカラー消滅 私たちは働き方をどう変えるべきか」という本で「あの本、読みました?」のブックランキングで上位だったので興味があって読みました。感想は次回にでも。
フォローしている方が昨年のご自身の実績を分析されてまして、その中に「タイトルを変えるだけでスキがあがる」との内容がありまして、非常に興味深かったです。そういった「見せる工夫」って大事なんですね。そう考えると「わたし」の投稿はわかりにくいですね。いつも変わらないタイトルであれ?これ読んだかね?ってなるのかも知れません。そう言う「わたし」ですら過去の記事読み返していてどこまで読み返したか判らなくなります(トホホ)。
でも読んでもらうためのタイトル付けが難しい。今回で言えば「要注意!償却資産申告の落とし穴!!」とかにすると「ッ!?」っとなってもらえるのでしょうかね。
ただおわかりのとおり、その時の思いを何となく書いているので適当なタイトルが見当たらないんです。少年ジャンプは少年ジャンプでして、買って読んでみて今週つまらなかったな~、とかの感想になるわけです(「わたし」が夢中で読んでいた頃は170円から180円に値上がった頃です。古ッ!)。なので良いアイデアが思いつくまではこのままのタイトルでいこうかなと思っています。何か工夫しなくちゃとは思っているのですが・・・。