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【自己紹介2:美大出身のライターです】

こんにちは。
小説ライターのかすがい りなです。


(小説ライターって何?という方は、こちらから)


今回の記事は、
前回に引き続き自己紹介、
特に私の経歴や仕事について書いていきます。


少し長めですが、
ご興味ある方はぜひ、
お付き合いください^^


自己紹介2-1:美大に行くまで

私は小さい頃から、
読書と同じくらい、
絵を描くことや工作が好きでした。


お気に入りのぬいぐるみを
キャラクターとして登場させた、
ゲームブックなるものを
夢中で作っていたこともあります。


好きなテレビ番組は、
NHKの『つくってあそぼ』。

ワクワクさんとゴロリが工作し、
出来上がったものを使って遊んでいる様子を、
「ワクワク」しながら楽しく観ていました。


私にとって、
絵や工作が楽しい・好きだけでなくなったのは、
小学生になってからです。


小学校では、
写生大会というのが毎年1回あって、
何度か賞をもらいました。


その経験から、

「私って、絵が得意なのかも!

と気付きます。


単純です(笑)


小学校高学年になると、
造形教室に通わせてもらい、
工作だけでなく絵画の模写もするようになりました。


この頃から何となく、

「将来は美術の道に進みたい

と考えるようになります。


この気持ちは、
中学である友人に出会ったことで、
より大きく確かなものに変わりました。


その友人と仲良くなったきっかけは、
好きなテレビ番組が同じ(『美の巨人たち』)だったこと。

同じ美術好きということで、
私は彼女に一気に親近感が芽生えました。


私と出会った頃、
彼女はすでに美術系の高校に進学を決めていました。


私は「すごい」と思うと同時に、
「自分もそうしたい」と刺激を受けます。


ただ、私の場合、
両親と意見が合わず、
高校は普通科に進学しました。


「大学は、絶対、美大に行く」


そう決意した私は、

「美術を学べないのなら、大学に行く意味がない」

ぐらい思っていました。


私らしい(笑)


その後、
一浪して県内の美大(正しくは芸大)に合格します。


しかし、
そのときすでに私は自信を無くしていました。


美大受験のために塾に通い、
多くの絵(デッサン)が上手い人を見てきたからだけではなく、
私自身が時間内に一枚の絵を完成させる事が
どうしても出来なかったからです。


「私は、絵が得意なんかじゃなかった


自信を無くした私は、
それでも美術が好きでした。


そんなとき、
高校の先生に紹介されたのが、
芸術学部という聞いたことのない学部です。


そこは、
美術史や材料学など、
美術を学問的に学ぶ場所でした。

自己紹介2-2:美大に入学後、卒業しアパレル会社へ就職

私は、美大の芸術学部に進学しました。


もともと、
勉強は好きだったし、
念願の美術を学べるということで、
学部での勉強はとても楽しかった。


作品について
調べる、分析する、推測するというのは、
私の性に合っていたのだと思います。


でも、

「このまま、
この狭い世界に居続けていいのかな?

という不安もありました。


当時の私には、
今いる世界がとても狭く、
限られた人間関係で出来ていてるように思えたのです。


美術館で働く学芸員の仕事も、
羨ましいと思いながら、
私には無理だろう」と諦めていました。


その結果、
私は美術とは全く関係のない、
アパレルの会社に新卒で入社しました。


その会社を選んだ理由は、
接客ならアルバイトしていたから出来そうとか、
面接官の人の雰囲気が好きだったとか、
総合職で転勤があるから(当時は実家暮らしだったので、一人暮らしをしたかった)
と色々。


その理由の一つに、
「商品開発がしたい」というのがありました。


美術とは離れても、
やっぱり何かを「作る」ことに憧れがあったのです。


愛想は良いので接客が向いていたのか、
接客の大会で代表になったこともあり、
販売員としての仕事もそれなりに楽しくやれました。


でも、
希望する商品開発に配属されることはなく、
体調を崩して会社を辞めました。


今思えば、
「本当にやりたいこと」と「今自分がしていること」のズレに、
心より先に身体が悲鳴を上げたのだと思います。


それから、
私はライターの道に進むことになるのですが、
その話はまた次回に。



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