【霞が関の日常】最高のセキュリティ、警備員さん
霞が関の建物は、割とセキュリティが厳しくて大抵門前に警備員さんたちがおられます。
昔むかしの霞が関では、セキュリティも全くなく、誰でも入れる建物だったらしいです。それこそ、色んな人が建物に入ってくるということで、防犯上危険な目に合うこともあったそうです。そしていつのころからか、セキュリティが厳しくなり、警備員さんが配置されるようになったそうです。
この警備員さん方、建物に入るときに職員証をかけていないと、ちょっとちょっと、と呼び止められ、外部のお客さんか職員か瞬時に判断されます。
しかしそれだけではありません!この人たちめっちゃすごいな!と思うことがあります。
それは、、顔認証スキル!!
霞が関の建物ひとつにおそらく5000人くらい勤務しているのですが、毎朝大量な人数が玄関ゲートをとおります。
警備員さんたちは、普通、無表情で「おはようございます~」と言ってくれるのですが、たまにザッと敬礼されることがあります。
その時は、幹部が通過するとき!
幹部と言っても、数人という話ではなく、課長級以上全員なので、たぶん合計何十人もおられます。そして、季節ごとに幹部は入れ替わるので、結構な頻度で新しい幹部が出入りします。
その幹部を全員覚えて、通り過ぎる時すかさず敬礼するんですよね~
間違えて、ヒラ社員に敬礼してしまったり、うっかり幹部に挨拶し忘れることないのかな~とか思うけど、少なくとも課長と歩いていて見逃されることを見たことはないし、私単品で歩いていて敬礼されたことはありません!
そして、今はコロナ。マスク生活だから、顔のほとんどが隠れているはずなのに、やっぱり見逃してません!まるでAIの顔認証機能搭載しているかのようです。
警察で「ミアタリ」という職業を聞いたことがあるでしょうか?
容疑者の顔をひたすら覚えて、街中に潜伏する容疑者を見つける仕事です。
この人たちは、整形をしていても目の距離で特定できるそうです。
うちの警備員さんたちもそれくらいできるんじゃないかな?
そんな顔認証スキルがすごい警備員さんたち、だったら職員証をかけ忘れていても、職員だって覚えてるでしょ?と思うけど、毎日しっかりチェックされるんですよね~。ヒラの人達はどれくらい覚えられているんだろ~と聞いてみたくなります。そして、ちょっと遅刻ギリギリが続いたときは、「昨日もギリギリだっただろ~」と思われているんじゃなかろうか、と恥ずかしくなりますw いつも全くのポーカーフェイスなので、ほんとのところどう思っているのか聞いてみたいです。
そんなAIみたいな警備員さんたちが、保育園の子供たちのカートが通るときだけは、満面の笑顔で「おはよ~~~♬」と両手を振って挨拶されているのが、微笑ましいです。
そして、その笑顔、私たちヒラ社員にも見せてほしいな~と思うところです!