絶賛隔離中日記③

病院までおよそ100メートル。
とりあえず、母にLINEする。
「2時間後くらいかな?」
なんて、書いたものの、待てど待てど進まず。

2時間後進んだ距離、

40メートル

マジ、進まない。

途中で医師らしき人が、行列を見に出てくる。

その姿を見て、休憩なしに働いている医師や看護師の方を見ると、いたたまれなくなる。本当に悪いことをしていると思った。
市販薬飲んで、寝てればおそらくよくなる軽症者。
きっと、他にも重病人がいるから…その人たちを優先してほしい。
私がほしいのは「診断書」
そのために見てもらうのは何ておこがましい…と思ってしまった。
(でも、この車の渋滞に並んでいる人たち。歩いてたよね。問診票もらいに…あれっ?)

その後も待ったが、進まず。
そして、進んでも駐車場で待っている人、病院内でも待っている人がいっぱいいた。

あきらめた。

診断書、いいや。

「欠勤」扱いでいいや。(転職して3か月。まだ、有給出ないのよ)

夜中までいる体力はない。

それよりも、まずは身体を休めること。
治すこと。

金よりも身体だよ。

自宅へ帰り、速攻部屋(当たり前)

こういうときは、「推し」のLIVE。

音楽を聴き、笑い、楽しんだ。

それで満足しない私。

「推し」の年越し配信LIVE。

本当は、一緒に吞みたかったが、あきらめて、「水」
「命の水」を「推し」と呑む。

美味かった。

明日はゆっくりしようと決め、眠りについたのだった。