【高校】部活じゃなくバイトを選んで良かった話
こんにちは、一華です。
高校1年生の時、部活に入らずバイトを始めてよかったと感じた事についてお話しします。
①なぜ部活に入らなかったのか
私は親から「大学の学費は自腹」と言われていました。なので中学生の頃から高校生になったらバイトする、という選択肢が自分の中でありました。
また、気になる部活はありました。が、平日5日と土曜日も活動するので遊びたがりの私は入部するのはやめようと決めました(笑)
そこから「大学の入学金を稼ぐ」という目標を掲げてバイトに応募しました。
②アルバイトで学んだ事
アルバイトで大きく学んだ事を4つまとめました。
・自分の当たり前は当たり前じゃない
これが一番大きかったです。私は井の中の蛙。
私は中高一貫校に通っていました。中学受験して入ったので偏差値や育ちなど周りの友達も皆同じような土俵に立ってる子達ばかりでした。
そして当時の私は大学がすべてだと思っていました。偏差値、肩書きが将来に影響すると。実際親や学校の先生も大学進学以外の選択肢を教えてくれなかったです。(逆に大学進学以外あるの?みたいな)
でも、バイト先にはキラキラしてる専門学生、自由なフリーター、さらに同じ高校生でも皆全然違う境遇にいる子達で、自分がすごく偏った世界にいたんだなと今になっても思います。
バイトしてなかったら少なくとも高校生活では関わることがなかった人たちと出会えた事。
当時15年間生きてきた中で色んなことに触れて一番濃い時期だったと思います。(いまでもそうかも)
・働く楽しさ
最初は不安でした。TVでよく見る、いじめられたり嫌がらせする人がいたらどうしようみたいな。
が、いざ始まると感想は「働くって超楽しい!」
最初の給料日なんて先輩から「給料見た?」って聞かれるまで働いてる実感なかったです。もはや部活感覚でした、接客部。笑
何しに行っとんねん!!って感じですよね。
なぜ楽しいと思ったのか、それは
お客様の笑顔を見れたり、「ありがとう」って面と向かって言ってくれからです。そして頑張ってる自分を褒めてくれる人がいたからです。
私今まで周りにあんまり褒めてくれる人がいなくて、自分のやったことに対して感謝されたり、失敗しても寄り添ってくれたりしてもらってなんだか自分が認められた気がしたんです。
そしてお兄さんお姉さんがめっちゃ可愛がってくれる。(高1で最年少だった)この人みたいになりたい、近づきたいって思える人が沢山いました。
それなのに給料ももらえる!もう、今振り返っても戻りたいと思える幸せな時期でした。本当、出逢いに感謝です。
・臨機応変さと責任感
やっと普通な事を書きます。
私の働いてた店は、出勤時にその日の係を振り分けられます。だから割り振られた係はしっかりこなさないと他の人に迷惑がかかります。
そして「お客様からしたら高校生であろうが、アルバイト、社員であろうがみんな"店員"」一人一人が責任感を持つ必要があると学びました。
また相手(客や仲間)の立場に立って考える姿勢も身についたと思います。仕事中は声を掛け合ったり忙しい時はフォローし合ってみんなで乗り切る。
もちろん楽しいことばかりではありませんでした。ですが仲間がいることが頑張ろうという気持ちを後押ししてくれました。
・社会の厳しさ
一番びっくりしたのが、「お前もう来るな!」っ店長が怒った後に「はい、わかりました。帰ります」で辞めていく人がいたことです。
「え!?雇用関係ってこんなもんなの」と度肝を抜かされました。簡単に切れるものなんですね。
社会は甘くない...と同時に今いる友達を大切にしようと思いました。
③最後に
本当はうちの高校、バイト禁止でした。だからバレる恐怖はありましたが初バイトが良い思い出となったのは
・人が良かったこと
・オープニングスタッフかつ大手だから一から接客の教育してもらえたこと(恐らく関西人は一度は聞いたことあるチェーン店のはず)
以上の恵まれた環境があったからだと思っています。有難い限りです。
部活してたらまた違ったコミュニティで楽しい高校生活が送れてたと思いますが私はこれでよかったと思ってます。
以上の私がバイトしてよかったと思ったことでした。バイトでの経験はここで書ききれないのでまた次の記事で書いていきたいと思います。