1週間が経って
実習が終わって今日でちょうど1週間が経った。
実は、実習終了後から心の調子を崩している。私だけ、レポートや報告書の提出を求められるペースが異常に速くて。2週間後に清書の提出が締切となっているレポートがすでに完成していたり、それが完成したと同時に報告書の提出を求められたり。
何かがおかしい。担任からの期待のかけられ方が、尋常じゃないと感じてしまう。自意識過剰なのかもしれないけれど、周りの子から心配されるほどだからきっと、気のせいじゃない。同時期に実習に行った2人が、まだレポートの下書きを1文字も書いてなかった時点で、私は下書きを済ませていたのだから、明らかに、先生の中で指導の仕方にズレがあるのは事実だと思う。
期待に応えたくて頑張っている私と、実習からずっと解けない緊張感でボロボロな私がいて。寝ても寝ても悪夢を見てしまったり、日に日に人前で笑顔で居られなくなったり。このままじゃまずいって分かっていても、止まれない。レポートも報告書も、肩の力を抜いて書けばきっと楽なのに、何故かすごく強ばっている。薬を飲んでいても、鬱の方が強まってしまっているのを、時が経つにつれて感じるようになっている。
そんな私に、病院の先生は面白いことを教えてくれた。「てへ、くらいの気持ちでいい。私にも、できないことだってありますよ、くらいの気持ちでいい」と。私に足りないのは、てへぺろ、で済ますような気楽さだと気づいた。先生から期待されていると感じるようになって、それを真正面から受け止めて、必死に食らいつこうと頑張る私。それも悪いことじゃないと思う。でも、壊れてしまう前に、てへぺろって感じで、人からの期待を裏切ることも時には必要なのかもしれないって思った。前に、父親からも言われたことがあった。「期待は良くも悪くも裏切るものだ」と。今の私には、こんな感じの考えたちが必要なのかもしれない。
いつもなら溜めない課題も、珍しく週末に山積みになってしまっている。正直、限界はとうに超えていると思う。それでもやるしかないから頑張るしない。そんな状況。何か一つでも手を止めてしまったら、待っているのは留年だと思う。だとしたら、ここまでの涙も悔しさも無駄になってしまうだろう。それだけは、避けたい未来だ。
明日から、コツコツ片付けていくしかない。やるしかない。どんなに嘆いたって、やるという選択肢以外、残されてはいない。社会福祉士を目指すというのは、きっとそういうことだ。
甘くない世界。甘くない仕事。
頑張るしかないと思えば思うほど、心は壊れて崩れてしまいそうになるんだ。