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クワイエットラグジュアリーな人

つい先日知ったこの『クワイエットラグジュアリー』という言葉。
 
聞き慣れない言葉でどこか新鮮な響きにとても惹かれました。  
 
思わずスレッドでクワイエットラグジュアリ―を呟いてしまったほどです。
 
このquiet luxury(クワイエットラグジュアリー)、意味は「静かな贅沢」と訳すことができますが、一見すると高級なものとわからないシンプルながらも洗練された装いで、最近注目を集めています。 
 
具体的には、ひと目でブランド物とわかるようなロゴやモチーフのない、落ち着いたデザインで上質感を備えた装いを意味します。シンプルでミニマルでありながらも究極の素材と洗練されたデザインによって開発、仕立てられた高価格帯のファッションを指します。シンプルな華やかさとでもいいましょうか、落ち着いたリッチ感が魅力です。
 
この控えめなスタイルの言葉自体は突如出てきた感がありますが、シンプルで洗練された装いは以前からあります。 
 
そして今、このトレンドはファッションだけのものではなくなってきているようです。インテリアや車、旅行など、さまざまな業界でこの概念が応用され始めているようです。

このクワイエットラグジュアリーの概念ですが、人にも当てはめることができます。 
 
昨日スレッドに投稿したのですが、クロエの元デザインディレクターのフィービー・ファイロやソフィア・コッポラなどがまさにクワイエットラグジュアリーのイメージにぴったりです。 

ただ見た目にラグジュアリーさが漂うだけでなく、どこか特別な「余裕」を持っている人。その人がいるだけで、その場がシンプルにふわっと和む、そんな独特な静けさと華やぎをまとっている人のイメージです。 
 
たとえば、混雑したカフェで順番を待っているとき、周りがそわそわしている中でゆったりと待っている人がいますよね。スマホを取り出すわけでもなく、ただ穏やかに立っている。その姿は、一見なんてことないかもしれませんが、大人の余裕が見て取れます。こういった仕草や行動がクワイエットラグジュアリーな雰囲気を想像させます。

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