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【数学(?)】簡潔にまとめる事と因数分解 第14条

今年はたいへんありがたいことに、いろいろなホール様で実戦をさせていただく機会がたくさんありました。改めて御礼申し上げます。

〜ここから本題なので、ですます調をやめます〜

我々のミッションとして、ホール状況をXで投稿していくというものがあるのだが、僕は一年を通して頭を悩ませていた。

言いたいことはいっぱいあるのだが、140文字に収まらない。

幸い、11月からアカウントをプレミアム化したので文字数制限は実質的に無くなったが、長すぎると読んでもらえないという新たな悩みを呼び込む。どうしたものか。

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話は変わるが、以前、というか遠い昔に、ビートたけしさんがテレビでこんな事を言っていた。

「時代劇で複数人を斬り倒すシーンを撮る時、『因数分解』が活用できる。」


え?なに?急に数学の話?

確かにビートたけしさんは数学に精通しており、数学をテーマにしたバラエティ番組も放送されていたほど。

先の時代劇の話を解説すると、人を斬るシーンは(斬るシーン+人が倒れるシーン)で構成される。つまりひとつ例を挙げるならば


(斬るシーン+人Aが倒れるシーン)+
(斬るシーン+人Bが倒れるシーン)+
(斬るシーン+人Cが倒れるシーン)+
(斬るシーン+人Dが倒れるシーン)=
4人を斬り倒すシーン

という式で表せる。

「斬るシーン」が共通項なので、括り出して

斬るシーン(A+B+C+Dが倒れるシーン)

となる。つまり、刀を振るシーンが一度だけでも、4人が倒れたら視聴者は「4人とも斬られた」と理解できる。



はぁ〜〜〜〜〜!!!

なるほどねぇ〜〜〜〜〜!!!!!



要するに、表現したいものの共通項を見出して、それで括ってあげれば全体の内容が整理されて分かりやすくなる。

場合によっては時間短縮、リソースの削減にもつながるということだ。いやはや、まさか数学の世界でしか聞いたことのない「因数分解」が、こんなにも身近なものだったのは…。

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ってことは、これを来店実戦のポストに応用するならば…


(モンハンライズ満台)+(からくり満台)+(モンキーV満台)

=満台(モンハンライズ+からくり+モンキーV)

ってコト!?


なるほどね。いちいち「満台」って書くより、「満台」って書いてその下に羅列した方が分かりやすいもんね、確かに。


そしてこの「共通項を括り出す」考え方をもう少し深掘りしていったのですが、完全にピンときました。


これ、本じゃん。

ひとつ大きなテーマがあって、

そこに準じる中くらいのテーマを取り上げて

そこに準じる小さなテーマを取り上げて…


上手いこと共通項で整理して章立てしたもの、完全に論説文ですよね。

短い文章を書くときは共通項を括り出すイメージ。

長い文章を書くときは章立てを大切にして、論説文を紡いでいくイメージ。

これを意識して取り組むようにしています。


我々、パチスロメディアの編集者は、いかに物事を面白く伝えるか。

物事を面白くアレンジする方法の1つとして、共通項の括り方を工夫する、ということが存在しているんじゃないかと最近になってやっと気づいた次第でございます。


顔出しでの活動を始めて約10か月か。まだまだクソみたいな新人ですな。

これからも、変に斜に構えることなく、自分なりに考え抜いてお仕事を全うしていければ、なんて考えている所存でございます。


…え?オチは無いのかって?んー、じゃあひとつだけ数学に近いネタを、

「モンティ・ホール問題」、ギャンブラーなら最初に選んだドアを貫く!(詳しくは各々で調べてくれ…!)

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