【L聖闘士星矢】星矢こそ、パチスロ初心者にオススメしたい　第10条

スマスロ聖闘士星矢は、パチスロ初心者にこそ遊技をオススメしたい一台だ。

…と、いうのはあくまで演出バランスの面で見た時の話。
スペック自体はかなりデッドオアアライブ仕様で、かくいう僕も日々の生活費とにらめっこを繰り返しながら身銭を削って満身創痍の状態で打っている。

それもそのはず、メインのコイン増加区間である「聖闘士ラッシュ」は最大でGB8スルー、9回目のGBで天井を迎えて突入するという仕様がある以上、AT突入までにGB天井の999G×7+536 G（AT抜け後天井）という途轍もない通常ゲームを消化しなくてはならないのだ。

しかし、やはり個人的には「演出バランス」の面で見ると、かなりバランスの取れた設計になっていると考える。そう考える理由を数点挙げていこう。

① 基本に忠実な演出パターン
星矢のGB前兆は最大で36ゲーム。一度GBに当選さえしてしまえば、とんでもなく性能の高いATに入る可能性があるので一発のGBがその日の勝負を分けると言っても過言ではない。

そんなGB突入を示唆する前兆、強いパターンと期待できないパターンの差が明確であると、どんな気持ちで36ゲームを消化すれば良いか分からない。しかし星矢の前兆はかなりバランスが取れている。

演出にはそれぞれ通常パターンとチャンスパターンが用意されている。チャンスパターンが出ればレア役対応だが、レア役を否定すると本前兆の期待度が上がる。
文字の色にも注目できる。白、青、赤が主なパターンだが、あくまで青はほんのりチャンスアップする程度。赤文字は相当期待度が高いが、あくまでチャンスアップパターンのひとつなので個人的にはしっかりガセることもある。赤文字の出現のみで期待度を計るのではなく、他の演出と複合して見ていく必要がある。
連続演出も同じ。星矢の演出に発展すればGBは目前だが、紫龍の演出に発展しても鉄板ということではない。あくまでチャンスアップのひとつなのだ。

しかしさらに注目したいのは、チャンスパターンがほぼ絡まなくても本前兆の可能性があるということ。当然演出の組み合わせで強弱あるが、どんな演出の組み合わせでも期待できるため、そういった意味ではパチスロ初心者にオススメできるのでは？と思う。

② 一発逆転の演出アリ
星矢の連続演出は最後まで種ありか種なしか、個人的に見抜きにくいことが他の機種よりも多い（僕の打ち込み不足と言われたらそれまでしかないが）。

チャンスパターンもほとんど出ないし、これ結局当たるんかな…と思うような流れの時も、これさえ出てくれれば！というようなかなり強めの演出が存在する。

小宇宙チャージの前兆であれば、演出の最終ゲームにカットインが入ったり、GBの前兆であればペガサスが空を翔ける演出でレア役を否定、それが3ゲームほど続くなどいくつかあったりする。それまでの演出が弱くても、急にグッと期待度が上がる演出が発生するので、ただ「最後までわからないだけ」ではない。メリハリのある前兆も多く存在する。

・知っていれば強い前兆と分かる
・打ち込みが浅くても直感的に強い前兆だと分かる
・最後まで当たるかどうか判断がつかない前兆もある
・全く期待できない

これくらい強弱が多岐に渡るので、少しでも「可能性あるかも？」と感じたときはほんの少しだけ前向きな気持ちで連続演出を見守るのもいいだろう。瞬がアルビオレ先生の仇を討とうとしたら察した方が賢明かもしれないが。

③ カスタムがいい味出してる
「CUSTOM EDITION」と言うからには、やはり演出カスタムについて言及を避けることはできない。
カスタムではまず「初代海皇覚醒」の演出に変えられる（僕はまだやったことない…）。
さらに「先ペガサス予告（先ペガ）」の発生頻度と信頼度、「太陽の目告知」と「突フェニックス予告」の発生頻度を変えられる。

先ペガはGB以上に当選したレバーオンで発生する告知で、まあ「先バレ」だ。期待度は50%と80%が選べる。僕は先ペガ80%で20回はGBを引いたが、ガセがたったの一回だけだった。単なる引き強なのか、実はもっと期待度が高いのか…
「太陽の目告知」と「突フェニックス予告」はほぼほぼ当選濃厚と考えて良さそうだ。

先に挙げた「最後まで当たるかどうか分からない前兆」でもどかしい思いをしている最中、急に火時計真ん中の太陽の目がﾌﾜｧ…と光る、なんてこともある。このカスタムのバランスの良さ、これは確実にこだわって作り込んだんじゃないだろうか。

…と、言うことで。
結論、「スマスロ星矢は演出バランスがいい」

だからパチスロのバランス感覚を養うという観点から、初心者にオススメな機種のひとつである。という話でした。