修学旅行で得た気づきとか、いろいろ
どうもです。小学校教員のイルカです。先日、日光へ修学旅行に行きました。
私は、特別支援学級の教員なので、色々な学年の校外学習に行きます。修学旅行もけっこう毎年行ってました。コロナが現れるまではね…。
そんな中、無事に修学旅行に今年は行けました。色々な気づきも得られました。普段の仕事に対する考え方とか、もっと大袈裟に言えば教育観みたいなものも見直す機会になったので、noteに書き残すことにしました。
私が今回の旅で感じたことは、以下のとおりです⭐︎
①「当たり前」なんてない。幸せは、いつもそばに転がってるのかも
修学旅行は、毎年当たり前に行ってた。でも、その当たり前があっという間に消えた。犯人はコロナ!!
「あたりまえ」って思ってることって実はあたりまえなんかじゃないのかも。
当たり前に笑い合えている時間は、実はけっこう「とくべつなこと」なのかも知れない。
でも「当たり前な顔」して馬鹿みたいに過ごすのってもったいないんだなって!!
そんなことを思ったら、「楽しいこと」も「美味しいご飯」も「大好きな仲間」ももっと大切にしたいなってしみじみ感じました!!
②子どもが楽しむ姿っていいな
校外学習(遠足)というと私は、思い出す言葉があって。
教師1年目に2年生を担任した時、ベテランの女性の先生に言われた言葉なんだけど。
その時は、県内の大きな公園に行きました。
当時は、それこそ「マスク」とか「3密」とか気にすることなんて全然なかったから、汗びっしょりでくっつき合ってでみんなで遊んでた。そんな子ども達を「ホントかわいいな」ってニヤニヤしながら見ていたら、ベテランの先生がそばにきて、
「校外学習ってすごいよねー。わたし子どもたちを、授業でこんな笑顔にできる自信ないなっていつも思っちゃうんだよね」ってつぶやいていて。
「あっ、これは大事に心にしまっておかなきゃいけない言葉だ」って咄嗟に思ったのを覚えています。
そんなことを子どもたちが部屋でUNOやってたり、バスレク楽しんでるの見て思い出しました。初心大切ですね!!
③楽しみ方は、それぞれでいい
私は、今は支援学級の担任なので、クラスの子達もそうなんだけど、「おとなしい子」がとくに気になったりもする。元気な子、やんちゃな子は、もちろん目に入ってくるけどね。
ゲラゲラ笑ってる子もいいなってもちろん思うんだけど。
他の子がふざけてるのを見て声も出さずにはにかんでいる子も同じくらい良いなって思うんです。そういう子たちの「空間」がいつでも守られてほしいなって。別に声出さなくたって、激しく動かなくたって、君が楽しいんでいることが私は嬉しいよ!!!
何年か教員をしてきて、子どもたちと上手く関係を築けず、自己嫌悪に陥りまくったことも沢山あります。
「辞めたいな」って、「起きたくない」って、「教員になんてなるんじゃなかった」って呪詛の言葉を唱え続けながらベットに入った日々も何度か過ごしてきました。
だから良い気づきが沢山できた今年の子どもたちや周りの先生たちにはホントに感謝!!
「先生、続けてきて良かったよ」って死んだばあちゃんの墓に今週末言いに行ってきます!!
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