単純
君はノリで私のことを君の彼女としてバイト中に接してくることがある。勿論ノリだとわかっているから私もそれにのっかるの。けどね、たまにドキッとしてしまうことがある自分が嫌になる。本気になってはいけない。なってもどーせ叶わぬ未来が待っているから。君はバイトの人気者でみんなから愛されている。「愛されたことないのか、じゃあ俺が愛してやるよ。」ってノリでいう君。バイトのメンバーで遊園地に行く話を主催した同期と私と君。同期は「もう行ったからいいや」と言い出した。「じゃあ俺と二人で行くか。」行くはずもない予定をノリですぐに言ってくる君。
この中なら誰が1番好きって質問に私を選ぶ君。脳と心は別物だ。私の心は単純ですぐに高鳴ってしまう。私のことは友達としてしか見ていない君。私もあなたを友達としか見ないようにするよ。友達から恋愛に発展するのが私の理想の恋愛。けど君を好きになったらこの関係が崩れてしまう恐怖に私は耐えられない。