文鳥が死んだ
朝起きて鳥かごに夜被せた布を
取って
飼っている文鳥に
おはようと言うのが
自分のルーティン。
今朝布を取ったのに文鳥が見当たらない。
あれ?逃げた?
籠を見たんだけど、どこからも出るところは無い。
妻にも息子にも声かけたけど、
え???いないの???と、混乱状態。
籠の中をよく覗いてみると、木の枝の下に
コテンと倒れていた。
文鳥は死んだ。
妻いわく卵づまりじゃないかと言っていた。
結構世話をしていた息子はしくしくと
泣いている。
家に文鳥が来てから6年。
色々あったけど、文鳥がいなくなった今
少しだけ寂しい。
人が死んでもそんなに悲しい感情を抱かない自分でも、文鳥が死んだら少し悲しくなるんだから
不思議だ
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